【スプラ部門】 挫折と再起

今大会は最悪の結果だった。

これはinonakano【KWZ】スプラトゥーン部門の共通認識である。
スプラトゥーン最大のリーグ戦形式大会であるINKWAVEにKWZは今シーズンも出場していた。
今シーズン開幕当初の滑り出しは順調であった。

(大会独自のレート、WAVE POWERの計測が終わったチームからランクインしていく) 
(任天堂のガイドラインの関係でKWZではなく、
かえるわーるど表記)

計測終了と同時に7位にランクインし、プレーオフ出場をを射程圏内に収めた。

今シーズンKWZは4DAYS参戦したが、
1日目は11勝1敗、2日目も11勝1敗、3日目は8勝4敗だった。
安定した戦いを演じ、チームには楽観的なムードが漂っていた。

挫折

事件は4日目に起きた。

精彩を欠いたチームは1勝11敗を記録した。
あまりの不調に、大会の配信をしていたはっきーと神崎は途中で配信を切った。

チームが考える敗因は、環境必須武器であるR-PEN/5Hを採用していなかったことと、ヤグラとアサリルールの練度が不足していた点だ。

出会いと別れの季節

春は出会いと別れの季節だ。

KWZのスプラトゥーン部門もまた出会いと別れの季節を迎えている。
1人の選手の退団が確定し、求人を出した。


R-PEN/5H

現在のスプラトゥーンの環境はR-PEN/5H
(通称えんぴつ)に支配されている。

大会の上位チームは大抵えんぴつ入りの構成であり、最早必須に近い。
KWZがえんぴつの求人を出すのも自然な流れだった。
KWZ幹部陣は、えんぴつなし構成でここまで健闘したチームに満足している。


ろぐめいと

契約満了により3月を持ってろぐめいと選手は
KWZを退団する。
(本人の為に具体的な理由は伏せる。)

1月に運営側と個人面談を行った際に、本人が退団希望を口にし、チームがそれを受け入れた形だ。
チーム内で今回のINKWAVEが彼のラストダンスだというのが共通認識だった。

(当時、KWZのオーディション企画は
大きく話題になった)

ろぐめいと選手は、51名の応募があったオーディションを見事勝ち抜きKWZに加入した2人のうちの1人だった。
加入後、彼は個人での大会実績をいくつか積み上げ、チームでも多くの大会に出場した。

運営陣は彼に感謝の気持ちもありつつ、本人のモチベーションが低いこともあり、
彼のサイクルは終わったと認識している。

物議

先日、ろぐめいとのポストが物議を醸した際に、チームは特に彼を咎めることはしなかった。
円満に彼を送り出したい意思の元、あえてスルーしたと言っていい。
大会で彼の連キルに救われた試合がたくさんあったのは事実なのだから。


次のサイクル

現在、KWZ運営はえんぴつ枠に誰を採用するか思案している。
応募者の大会の映像を探して来てチェックしたり、選手からの意見を吸い上げ、誰を採用するか慎重に検討している段階だ。

えんぴつを採用し、生まれ変わったKWZが来シーズンのINKWAVEでどう活躍するか楽しみだ。
チームの結束は堅い。


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