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MACD
相場の強弱を把握 根拠のあるトレードに
強力なツール
MACDは相場の強弱を表示できるオシレーター系インジケーター!
変動の大きな相場の場合に特に機能する便利なツールです。
取引に慣れてきた方や、これからFXを始める初心者の方にもオススメです。
MACDとは
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MACDとは「短期」「中長期 」の移動平均線2本の差にシグナルと呼ばれる移動平均線を足した指標です。
2本の移動平均線が交差したタイミングを利用して相場を判別します。
MACDは「Moving Average Convergence Divergence(移動平均収束拡散法)」の略です。呼び方はマックディーです。
MT4/MT5での表示方法
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挿入(I)から「インジケーター」→「MACD」をクリック
MACDの設定画面が表示
短期EMA: 12
長期EMA: 26
シグナル: 9
MACDはデフォルトのまま使うのが一般的です。色の設定はパラメーターから変更が可能です。
また、シグナルは9を基準として、数値が小さいほどサインが発生するようになりますが、「だまし」が増えるので注意しましょう。
逆に数値が大きくいほど売買サインが発生しなくなります。
活用方法
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MACDは、2つのラインが交差するタイミングや位置を元に相場の強弱をを把握できるオシレーター系インジケーターです。
エントリー① 「順張り」の買い
MACDでは「0」より上の場合、上昇相場と判別して「順張り」の買いでエントリーします。
エントリー② 「順張り」の売り
逆に「0」より下の場合は下降相場と判別して「順張り」の売りでエントリーします。
注意点
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MACDは、値動きの変動が小さい相場の場合はうまく機能しません。
しかし、「ストキャスティクス」インジケーターを併せて使用することで、MACDを有効に活用することができます。
ストキャスティクスはトレンドが発生していないレンジ相場で「売られすぎ」もしくは「買われすぎ」を判別することができる「逆張り」の指標です。
相場でストキャスティクスを併せて使用することは、シグナルの発生回数が減ることになりますが、精度が高くなるのでおすすめです。
ストキャスティクスに関する詳しい記事は、下記のページをご覧ください。
まとめ:MACD
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MACDは、2つの移動平均線とその差の移動平均線を加えた2本のラインで構成されたチャートの下枠に表示される人気の高いオシレーター系インジケーターです。
MACDは相場の強弱を確実に把握できるため、動向をいち早くキャッチできます。
しかし、値幅の変動が大きい相場でのみ機能する場合が多いので注意が必要です。
「MACD」を今まで取引に利用してこなかった方や、これからFXを始めようとしている初心者FXトレーダーはこの機会に「MACD」を是非とも活用してみましょう。
MACDを駆使して、年収アップを目指しましょう。
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ワシントンくんのエピソード
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MACDも常にチャートに私は表示するようにしています。
設定はいじらずに、デフォルトでの表示ですが「ダマシ」に合わないようにストキャスティクスも併用しています。
コンテンツにも記述がありますが、ストキャスティクスの併用は必須だと思っています。
精度の高い取引を心がけるためにもMACDを利用することは、利益の積み上げに一役買うことはもちろん、根拠のあるエントリーや利確の頻度が増すと思います。