トレードで利益を上げる手法はいくつも必要ありません。 優位性のある手法が1つ2つあれば、相場から永遠に利益をむさぼることができます。 その手法を信じ、愚直に同じことを同じ場面で繰り返すことによって、長い目で見れば利益が残っている・・・そういうことです。 その一つの手法が、相場の転換点でのチャート形状にあります。 これは投機筋が個人(リテール)のポジションを刈ることで成立するパターンとなります。 簡略図で説明します。 4つの場面(ステージ)に分けています。 それぞれ
私のトレードではこのSR(サポート・レジスタンス)ゾーンは欠かせません。 押し目買いをする場合も、このSゾーンにレートが来てからの動静を確認しないとエントリーできません。 このSRゾーン、すべての時間足で存在しているので、1分足まで降りてしまうとチャートがゾーンだらけになってしまいます。 まずは一つの時間足できちんとSRゾーンが引けるようにトレーニングが必要です。 しかし、チャートの見方は人それぞれ。 またFX業者によってもローソク足の形は違います。 SRゾーンに一律の正
目線が決まったからと言ってすぐにポジションを取る場所を探すわけではありません。 目線が買い(ロング)となったならば、そのロングの反対勢力である売り(ショート)勢力の動向を見極めなければなりません。 つまり ロングを狙うならばRゾーンにタッチした後のローソク足に注視しなくてはならない、ということです。 なぜそのような面倒なことをしなくてはならないのか? まず第一に トレードで一番大切な『ストップロス(S/L)』を置く場所を決めるためです。 トレードの成否はこのS/L
トレードをする際に最も大切にしていることは『目線』(上目線か下目線か)を固定することです。 チャート(ローソク足)は思いもよらない動きをすることがあります。 この『目線』が曖昧だと、ローソク足に振り回され、ロング・ショートを乱れ打ちし、往復ビンタを食らうことになります。 そうなるとメンタル崩壊(メンホー)してしまい、気づけば負債の山を抱えてしまいます。 しっかりと『目線』を固定することでブレがないトレードを行うことができます。 しかし、『目線』を固定する、というとガチ
FX取引は準備で95%決まります。 あとの5%は何か? それは相場次第、というある意味『運』の要素だと思います。 運拾いしてますか? あの大谷翔平選手は、他人が捨てた運を集めるためにちょっとしたゴミでも拾うようにしているとのこと。 わたしも時折実践しております。 まず準備の1番目は現在のチャートでのサポートレジスタンス(SR)を把握すること。 サポートに向かってショート レジスタンスに向かってロング そんなことしたくないですよね。(する場合もありますが) ではそのS
大衆(リテール)がポジションを持った方向は投機筋の利確の養分になる。 今まで再三お伝えしてきました。 四六時中チャートを眺めてチャンスを伺い、今か今かとヤキモキしながら待っていると、突然大陽線が! せっかく画面の前で待っていたのに、私を置いてローソク足が上がっていく様子を目にし、平常心でいられるわけがありません。 『置いて行かれる!!』 咄嗟にロングポジションをエントリー! 『上がれ、上がれ、上がれ・・・!』 エントリーしてからその大陽線はジリジリ止まったまま・・
相場の格言に 『落ちてくるナイフは掴むな』 というものがあります。 大下落、大上昇の最中に反対ポジションを持つことは危険だ という意味でしょう。 私は、半分正解半分不正解と考えます。 それは、誰も掴むことができない相場の中にチャンスがあると考えるからです。 では、勢いよく落ちてくる相場で、うまく底を掴むことが可能でしょうか? 相場(チャート)の動きの原動力は何でしょうか? 大陽線や大陰線、ジリジリ上がったり下がったり・・・ いろんな動きをして私たちを悩ませます。
優位性を使った取引手法。 その全貌を詳しくお伝えしていきます。 まだFXを始めたばかりの方は恐らくチンプンカンプンになります。 ある程度実績を積み、FX取引に慣れた中級者以上を対象にしています。 長年勝ち切れていない方、しかし諦められなくてがむしゃらに続けている方に向けた手法公開です。 初めに言っておきます。 そう簡単ではありません。(慣れてしまえば簡単なんですが) ある程度機械的に行う場面もありますが、一番大切なのはセンス(感性)です。 日々トレードをしていると、
チャート攻略の重要なポイントの一つに【節目】があります。 この節目、どういう意味で使っているかというと 売り買いの切り替わりのポイント となります。 もう少し説明が必要ですね。 ・今まで買い目線だったのが裏切られたところ ・今まで売り目線だったのが裏切られたところ なかなか言葉での説明が難しいですが この節目を理解することでチャート攻略がワンランク上になります。 つまり、チャート上には 買い目線ゾーン 売り目線ゾーン 様子見ゾーン この3つで成り立っています。
テクニカルの話ばかりになっていますが、本当に大事なことはテクニカルではなく、投資(投機)に対する考え方です。 1回1回のトレード自体に意味を持たせてはいけません。 しかし、その1回のトレードがどうだったのか?きちんと振り返りをし次回のトレードに生かさなければなりません。 矛盾したことを言っているように見えますか? 投資は優位性の高い場面で、その優位性にトレードをする。 そして、この優位性トレードを何千回何万回と行うことで、結果的に資産を増やしていく、 と言うことは誰でも
FXはゼロサムゲーム。 誰かの利確は誰かの損切り 誰かのエントリーは誰かの損切り 売買が成立するためには反対のポジションが必要なので当たり前のことです。 しかし、相場で日々トレードをしているとその当たり前を忘れてしまいます。 一度相場の中に身を置いてしまうと、そこにはプロもアマもありません。 今日始めたばかりの素人も、海千山千のプロ集団も何のハンデもなく対峙しています。 プロが利益を確定しているのは、大衆(アマ)の損切りを餌にしています。 相場が大きく動く場所(大
1週間のエントリー場所を振り返ります。 今週のドル円は、先週末に主要高値を抜けてのスタートとなったため、ロング目線固定となりました。 とりあえずの目標は4時間足レベル前回高値の137.700。 ココまでは押し目を狙っていきたい相場です。 それでは見ていきましょう。 ※チャート上の⇧:エントリー ✔:T/P(テイクプロフィット) ✖:S/L(ストップロス) エントリー方法は全て同じ方法です。 投機筋の仕掛けでリテール勢がポジションを投げさ
前回の記事【相場が伸びるところを知る】でもお伝えした内容の具体例となります。 相場を大きく動かしているのはいわゆる 実需筋と投機筋 と言われています。 その中でも投機筋の動向。 これに注目したいと思います。 投機筋はその莫大な資金量をもとに相場を動かしてきます。 一番顕著なのは、今の相場のポジションの偏りを把握し、その逆を突いて相場を走らせ、ポジションの偏りを解消させ(または偏りを反転させ)相場を走りやすくさせて、それに乗り利益を取っています。 つまり、 大衆(リテ
トレードには ・スイング ・デイトレード ・スキャルピング など時間軸によって大まかに分かれていますが 投資ではなく投機としてとらえると、相場に自分の資金を投入する時間は短い方がよいと思われます。 誰にも未来が分からない以上、未知のリスクに自分のポジションを投下するのはやはり避けなければなりません。 しかしながら、そのリスクに晒さなければ、相場から利益は得られない。 私たちは矛盾の中で一喜一憂しているわけです。 相場で利益を得ることは差益を取ることですので、価格が動く
1週間お疲れでした。 相場を振り返り次週への糧にしていきたいと思います。 まずは週足から まだ方向感はつかめません。 レンジを形成していく途中のようにも見えます。 ポイントは3つ ①下落の過程で押し安値Pを抜けています。下落は強い、と判断します。 ②レンジ形成とすると、どことどこの間なのか? 大きく見てAB間であると考えられます。 とすると現状まだAまでに隙間があります。(黄色□) ③直近のローソク足が上ヒゲ陽線で終わっています。 相場観としてはレンジであってもまだ
時間足まで降りてきました。 前回まではコチラです。 ・月足 ・週足 ・日足 日足でトレードする意思が少し見えてきました。 それを具体化していきます。 簡単に言うと、上昇Hの押し目を狙っていきたいわけです。 まず考えられるのが、押し目ゾーンR。 ここからどういう形になったらエントリーできるのか? という風に考えていきます。 しかしまだ、ゾーンQをしっかり抜けなければ、上位足で見た通りQY間のレンジが考えられますので、鼻息フンフンでロング!というわけではありません。