FX投資のクロスレートってどういう意味?【初心者FX】
今日もFX初心者向けのブログを発信していきます。今回のクロスレートとはどういう意味かというと、米ドル通貨以外の通貨同士の為替レートのことです。
米ドルは世界の基軸通貨となっていますので、為替取引の基準も当然ながら米ドルとなっています。
けれど、実際にFXにて取引ができる通貨ペアには、米ドルが介在していないペアもありますよね。
例えば、ユーロと円のペアやスイスフランと円のペアなどが挙げられます。
そこで、それらの通貨が米ドルに対して一体どれくらいのレートとなるのかを計算するのです。
ユーロと円のペアの場合でしたら、1ユーロが1.3ドル、1ドルが95円と仮定すると、1ユーロは1.3ドル×95円で123.5円と算出されます。
つまり、米ドル通貨以外の通貨同士の為替レートを算出する際には、一旦米ドルに換算してから算出する必要があるということになります。
実は、世界の銀行間でも、このように他国の通貨は一旦米ドルに換算されてから取引が行われているのです。
常に米ドルを中心として相場を考えていくことが、今後の為替変動を予測するためにも必要となってくるでしょう。