【成功23】★重要な９ポイント ⑧知性・品性・感性を磨く

自分の人生を切り開くために「もっとも重要な９つのポイント」 は、以下の通りです→
【１】批判しない　【２】１００％自分で決める　【３】人と比べない　【４】変えられることだけ考える　【５】本質だけを見る　【６】笑うようにする　【７】自分に向き合う　【８】知性・品性・感性を磨く　【９】誰に何ができるか？

重要なポイント【８】 ＝ 知性・品性・感性を磨く

８つ目のポイントは、「知性・品性・感性を磨く」ということです。

これからのトレンドの中で「すべてがまともになる」という話もしましたが、それは、“とにかく実直にしていれば、うまくいく世の中になる” ということです。

つまり、結局は自分の価値次第ということになり、何をやるのかよりも「あなたがどんな人なのか」ということの方が、遥かに重要になってきます。

そして、そう考えると、これから必要になるものとして、次の３つが思いつきます・・・

「知性」「品性」「感性」です。

というのも、この一連のメールの中でお伝えしてきたようなことは、まったく特別なことではなく、この３つさえあれば、当たり前にわかることばかりなのです。

そして、早い話が、『人間性を磨いて、他者から認められるような人になればいいだけ』だからです。

表面的な部分よりも本質的なものが求められる中で、これを意識していれば、何でもうまくいくようになって困ることはありません。

・・・それでは、知性・品性・感性について、１つ１つ説明していきます。

＜知性について＞

ここで言いたいのは、知識ではなく、“知性” です。

私自身は今まで勉強をしてこなかった人間なので、大した知識もなく、偉そうなことを言える立場でもありません。

ただ、誰もが手に持っているスマートフォンでほとんどの知識が瞬時に手に入る世の中において、よほど突出した専門知識や技術を除いて、知識による差は生じなくなるでしょう。（他の誰かができること・知っていることに価値はないので、学歴という価値も失われます）

だから、本を読んで学ぶのでもなく、たくさんの情報を知るのでもなく、自分の頭で考えて生み出される思考こそが、価値を持ってくるのですが・・・それをもたらすのが、知性です。

答えだけを知ったところで、もはや何の意味もなく、“自分で答えにたどり着くためのプロセスが重要” だということです。

この成功ルールにおいても、何よりも優先して「考えること」を一番最初に言いましたが、知恵を働かせて賢く生きなければ、確実に人生の損失につながっていくと言えます。

もし、今後もそれなりの生活レベルを維持したいのであれば、“知性” は必要不可欠です。高いリテラシーと成熟した思考さえあれば、大きな失敗をすることもなく、たいていのことはうまくいくのです。

＜品性について＞

品性というのは、“人間性” と言い換えてもいいほど、人として大切なことだと思います。

ただ、あまりこんなことは言いたくはありませんが、将来的なダウントレンドの中で、人生が思い通りにならない人が溢れてくると、おそらく日本人の品性も下がってくるとは思います。

ストレスや怒りが溜まって、それを愚痴や文句・クレームに変える・・・自暴自棄になって他人を攻撃したり、犯罪に手を染める人も増えてくるかもしれません。様々な社会問題も増えてくるでしょう。

だからこそ、この「品性」というものを大切にして意識していないと、少なからず、そんな空気感に影響されてしまいます。

「自分は低俗な方向には行かない」という強い意志を持つ必要があり、そのためにも、日頃から品性を意識して欲しいのです。

自分の品性を高めることを考え、「品位の低い場所からは離れるようにする」ということです。（私がテレビ等を見ないのはそのためでもあります）

そして、実際、全体の品性が下がってくると、逆に “品性があるだけで” 立派な価値になって、人からも認められ、必要とされるようになります。だからこそ、お金があろうとなかろうと最低限の品性だけは確保して頂きたいのです。

これは１番目のポイントの「批判しない」でもお話ししましたが、嘘をついたり人の悪口を言っていると、他者から信用されない人間になっていきます。「正直こそが武器になる」と言ったように、それほどまでに品性が価値を持つ時代になるのです。

品性を身につけるには特別な努力が必要なわけでもなく、少しの心がけ次第で何とかなるものですので、“これを無視してしまう方が逆にもったいない” のではないでしょうか。

＜感性について＞

私の妻が、よくこんなことを言います。

「本当に突然起こる出来事というのはほとんどなくて、何かが起こる時というのは必ずその前兆がある」「突然起こると思っている人は、その前兆が見えていないだけ」

・・・とのことですが、だからこそ、そんなサインに気づくための感性が大切になってきます。

結局のところ、頭で考えても予測できないあらゆる変化に気づくかどうかは、感性次第なのです。（（13)人生の目的 でお話しした、学びと成長にも関連します）

以前もお話ししたように、理屈よりも自分の感覚の方が正しいことは、よくあることです。だから、“自分の感覚を信じることの重要性” について、何度もお伝えしてきました。

もしかすると、知性というのは知識で代用できる部分が少しはあるかもしれませんが、この感性に関しては、他人と共有することができず自分だけのものなので、“自分の中で磨くしかありません” 。

人を見て、その人がどんな人で何を考えているかわかるのも感性ですし、何らかの情報を受け取ってその真偽を判別できるのも感性。

そして、そんな感性さえあれば騙されることなんてありませんし、何が必要で何が必要でないのかも、見極めることができます。

私は美術館や博物館が好きでよく出かけますが、芸術品などを見ても、感じ取るもの・受け取る情報量は様々だと思います。感性（センス）が低い人は、同じことをしていても学べないし、見えるようにもなりません。

感度を高くしていれば、日常を過ごしているだけでも学びの連続になるので、普通の毎日の繰り返しであっても、充実して生きることができます。

どうせなら、同じ仕事や時間を過ごしている中でもたくさんの気づき（学びや成長）があった方がいいですし、そのために必要なのが「感性」なのです。

（※感性の磨き方については、「見えるようになる」でお話しした内容が参考になるでしょう）

・・・以上。

今回お話しした３つ、「知性・品性・感性」を磨くように意識することで、どんな変化があったとしても、乗り越えて生きていくことができるのではないでしょうか。

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