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【成功4】最低限の知識 (4)原理原則にしかならない 『多くの人が稼げない理由』

マガジン「城北忠明の成功ルール(真実の成功法則)」の第4回です。全27回が順番に続きますので飛ばさずにお読み頂ければ幸いです。(初めての方は自己紹介からご覧下さい)

この先のメインテーマに入っていく前に、まずは人生で必ず知っておいて欲しい「最低限の知識」を3つお伝えしていきます。

“最低限の” ということは、知っておいた方がいいというレベルではなく、知っておかなければいけないような当たり前の基礎知識だということです。

それでも、多くの人はそこまで意識していないことでもあるので、この3つを知っておくだけでもあなたの人生が大きく変わるでしょう。

「城北忠明の成功ルール:最低限の知識」トピックは以下の通りです。
(4)原理原則にしかならない
(5)良い悪いはない
(6)前提となること


最低限の知識の1番目は、「原理原則にしかならない」という話です。

実際、何かがうまくいかない原因のほとんどすべてと言ってもいいかもしれませんが、うまくいかない人は原理原則に外れたことをしようとしているのです。

例えば、お金が欲しいのであれば、実際にお金が入ることをすればいいわけです。しかし、多くの人はお金が欲しいと言いながら何もしていなかったり、お金が降って湧いてくるような夢物語に期待していたり・・・

そもそも、お金が“稼げそう”と実際に“稼げる”のは違います。
違うどころか、現実にはまったく真逆の結果につながることも多いです。(手を出すことで逆にお金を失うなど)

よくある話で、「お金を稼ぐための準備をしている」という人がいたりしますが、準備というのはあくまで準備であり、実際にお金が入ることではありません。

本当に何が何でもお金が欲しい人はゆっくり準備なんてしていません。どんな方法だろうがお構いなく、何らかのお金を得るための行動をすぐにしているはずなのです。

「お金が入ることをするからお金が入る」
「稼げそうと稼げるは違う」

・・・言葉にすれば当たり前ですが、実際、お金が欲しいと言いながら手に入っていない人にはよくあることです。

今いる地点から目標地点に向かいたいのであれば、点と点をまっすぐ直線でつなげば最短距離でたどり着きます。それがもっともシンプルな考え方です。

しかし、他にもっと良い方法があるかもと考えて何も進んでいなかったり、進んでいるつもりでも方向が違っていればいつまでもたどり着きません。
何かがうまくいかないという人は方法ばかりにとらわれていて、本質的なことを無視、もしくは同等に考えています。

しかしながら、それはまったく逆で、本質を見て原理原則通りにやっていればたいていのことはうまくいくのです。新しいことや難しいことを知る必要もなく、こうすればお金持ちになれるというような情報も重要ではありません。

頭のいい人・能力の高い人であっても本質から外れたことばかりに目を向けていてうまくいかない人が多く、とてももったいなく思います。すべての物事は本当にシンプルで、最終的には原理原則通りの必然の結果にしかなりません。

投資に当てはめると原理原則の概念がわかりやすいのですが、ハイリターンを得たければ必ずハイリスク、ローリスクを望むなら必ずローリターンになるはずです。(だからリターンが大きい=優れているとならないのは、考えればわかることです)

投資の本質というのは、そんなリスク・リターンの範囲内でどれだけリスクを支払うかを調節していくことです。

確かに、投資には“楽して稼ぐ”という側面もあるのかもしれませんが、それは別に何もせずに稼ぐという意味ではなく、言い換えれば「効率良く・賢く稼ぐ」という意味です。資金配分のルールなど最低限のことは考えなければいけませんし、リターンを得るための資金は当然自分で用意しなければいけません。

◇ ◇ ◇


何度もお伝えしていることで、「リターンを得たければ同等の対価を支払う」という原理原則がありますが、それはつまり、きちんと対価を支払っている人であればリターンを得ることができるということです。

そして、そのためには先に自分自身が相応の対価を用意する必要がありますし、その用意した対価以上のものは得られないことになります。それでも無理に得ようとしても成り立たないので、結局失うだけになるということです。

ですので、原理原則から考えた上での何かがうまくいかない人の原因は、(1)対価を用意していない、もしくは、
(2)正しく支払っていない(=間違った支払い方をしている)

ということになります。


対価というのは、リスクやコストであったり一般的には「価値の提供」というものですが、いずれにしても “支払えば受け取れる” というのが原則であり、何も支払うことなく受け取ることはありません。

だから、考えるべきなのはどれだけ欲しいのかではなく、「どれだけ支払うのか」です。リスクやコスト、価値提供など “支払うことだけにフォーカス” していればそれに応じたリターンを受け取ることができます。

そして、もしも極端に小さな支払いで大きなリターンがあるように思えるものがあれば、それは原理原則に外れるので選択から除外していけばいいのです。

◇ ◇ ◇


もちろん、どんなことでも例外というのはあります。しかし、そんな例外というのはほんの一時的なことであり、逆にあなたを惑わすノイズでしかありません。

例えば、投資でのセオリーというのは、ただ確率の高い選択をしていくことです。

相場が強く上昇しているなら、「買い」を入れるのがセオリーです。突然、流れが変わって下がる可能性もゼロではありませんが、可能性がゼロではないからといって「売り」を入れるでしょうか?

実際、この「確率の高い選択をしていく」というのは、人生で結果を出していく場合にもそのまま当てはまることです。

世の中には一発逆転を狙おうとする人が必ず一定割合でいますが、それはこのような「流れ」と「リスク」が見えていないからこその行為だと思うのです。

先ほどの例で、上昇してるのに売りを入れるのは普通に考えれば無謀だとわかりますが、セオリーではない裏ワザのようなものばかり求める人の選択というのは、そんなおかしな選択に見えるのです。

参考までに、そんな例外が起こる条件(イレギュラー要因)があるとすれば、舟に乗っている時に進みたい方向に「たまたま風が吹いていた」というレベルの偶発的なものです。

実は、今までの日本や世の中全体の流れを見ていると、このような“風”によるプラス要因は比較的大きかったと思われます。

ただ、これからはそんな“風”は吹かなくなってきますので、イレギュラーな例外に期待していると今まで以上にうまくいかなくなるばかりか“逆風”もあり得るということは理解しておいて下さい。

◇ ◇ ◇

話をまとめると、とにかく原理原則を考えるようにして、特殊例に期待しない・目を向けないということです。

「○○でうまくいった人がいる」
「××でうまくいかなかった」

確かにそうなのでしょう。
確かにそうだったとしても、その中のどれがセオリーで何が特殊なことなのか?それを、都合のいい見方ではなく本質的に考えるということです。

ちなみに、世の中の情報として正解が出回ることはほとんどありません。
本当の正解というのは当たり前すぎてつまらないので誰も興味がなく、言ったところで共感も得られないので主流にはならないのです。

「正解なのに誰も求めていない」という不思議な状況のまま、目新しいことや他に良いものばかり人は求め続けています。現実ではない夢の世界で生きた方が楽しいし都合がいい・・・その結果、ますます現実が見えない人が増えていくのです。

実際、本当の正解というのは、求めて探そうとしなくても考えればわかることばかりです。だから、「自分自身で考える」ということをずっと言い続けているのです。

もしも人生を良くしたいのであれば、周りの都合のいい情報に振り回されることなく「王道(セオリー)にだけ目を向ける」のが一番早くて確実な方法です。早く確実に成功したい人ほど、ギャンブル的なものに目を向けず原理原則通りにやるべきなのです。

なお、一番厳しいのは、小さいコストで大きな結果を得ようとし続けることです。これだけは不可能なので、永遠に満たされない世界で生き続けることになります。

それならば、何もせずに何も得ない選択をした方が、正しい現実で生きられるでしょう。

★ポイント4=「原理原則だけを考える」

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