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最低限身に付けておきたいお金の知識と判断力「金融リテラシー」

新NISAが注目され、貯蓄から投資への動きが徐々にに出てきました。

しかし、投資のことを何もわかっていない人が多い中でお金を使わせようとする政府の姿勢には疑問が・・・


先進国の中で最低のレベル

悲しいことに我が国はどんどん衰退しています。

国民一人当たりの実質所得、GDPは韓国にも抜かれたようです。

そして、金融教育の遅れ・・・

しかし、国民一人当たりが払っている税金は世界でトップクラス!!

こんな状態でいいのでしょうか??

「金融リテラシー」とは?

「金融リテラシー」とは、経済的に自立し、より良い生活を送るために必要なお金に関する知識や判断力のことです。
金融リテラシーと聞くと難しく感じるかもしれませんが、私たちはこどもの頃からお金の使い方を学ぶ機会があります。
例えば、おこづかいやお年玉をもらうときに「無駄づかいをしないように」「お金はよく考えて使いなさい」などと言われた人は多いのではないでしょうか。
あるいは今、おこづかいをあげる立場になって、こどもたちに同じようなことを伝えている人も少なくないでしょう。
また、大人になるにつれて、一人暮らしや結婚といったライフイベント、思いがけない病気やトラブル、車や住宅など大きな額の出費やローン、保険契約、さらに投資や貯蓄といった様々な場面で、金融や経済に関する詳細な情報や知識に基づいた判断力が必要とされる機会が増えていきます。

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そのような場面で適切に判断を行うためにも、金融リテラシーを育むことはとても重要なのです。

「金融リテラシー」「金融経済教育」はなぜ必要なのか?

金融リテラシーを身に付けるための教育が「金融経済教育」です。
国民一人ひとりが、社会で生きていくために必要な金融やその背景となる経済についての基礎知識を高めていくことを目的としています。
近年は投資詐欺や悪徳商法といった昔ながらの詐欺のほか、SNSや偽メール、偽サイトを経由したフィッシング詐欺など手口も多様化し、低年齢の被害者も増えています。
また、クレジットカード以外にも電子マネーなどの新たな決済手段のほか、暗号資産(仮想通貨)といったデジタル通貨も普及し、実際に現金を扱わないままお金のやりとりができてしまうことなどから、金融リテラシーの必要性はより高まっています。

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このように、金融リテラシーが高いと、

  • 家計管理がしっかりしている。

  • 計画を立ててお金を準備しているので、やりたいことを実現しやすい。

  • 緊急時の備えがあるので、危機(自身のケガや病気、不景気による収入減など)に強い。

  • 詐欺や多重債務などの金融トラブルにあうことが少ない。

  • 経済的に自立し、より良い暮らしを送ることができる。

などの利点があるのです。

貯める・増やす 金融商品を活用した資産形成

資産形成には「貯蓄」と「投資」の2つの方法があります。
まずは家計管理をしっかり行い、貯蓄することが大切です。
しかし、超低金利のもとでは、預貯金だけではなかなかお金は増えません。
もちろん、生活費やすぐに必要になる可能性のある資金を「預貯金」の形で持っておくことは、とても重要です。
一方で、当面使う予定がない資金は、少額からでも株式、債券、投資信託といった金融商品に代表される「投資」の形で持つことも検討しましょう。
なお、金融商品には安全性、収益性、流動性といった3つの特性があります。
この3つの特性全てが優れている金融商品はないため、それぞれの特性をよく理解し、自分の資産やライフプラン、目的にあった金融商品を選ぶことが重要です。

また、個々の金融商品の特性やリスク、また取引に係る手数料から、国内外の経済社会情勢などの幅広い知識まで、具体的かつ多角的な情報を収集し、慎重に検討した上で、適切な契約内容であることも確認して金融商品を選ぶ必要があります。
資産形成の方法は、預貯金や金融商品だけではありません。
収入を増やすことも必要です。
外国語を習得したり、PCスキルを身に付けたり、資格を取得したりするなど自己投資を行うことで、稼ぐ力を高めることも大切です。
資産形成のみならず、自己投資も大切なのです。

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まとめ

金融・経済をめぐる環境は大きく変化しています。

様々な金融商品や金融サービスが続々と生まれますので、常にそうした変化に取り残されないよう、社会人になってからも最新の情報を得て、金融リテラシーを高めることが重要です。

そして、世界で最も「税」という名のもとで搾取され続けている日本人はもっと怒るべきです!!

豊かになるには政治にも無関心ではいけませんよ!

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