【指標】ISM製造業景況感指数について

2024年6月5日 18:49

経済指標は1つの国だけでも数十以上あって毎月発表されています。
どの経済指標が市場で注目されているか事前にトレードの知識として認識しておく必要があります。

特に米国は世界経済をリードしています。
景気はどうか？
物価と金融政策はどう動いているか？
世界中の市場関係者が常に注目しています。

今回は米国の重要指標の1つISM製造業景況感指数について簡単に解説します。

✅毎月第1営業日発表
✅企業が感じる景気の良し悪しを指数で発表
✅指標50が景気の良し悪しを図る分岐点

✅50を上回る結果
景気が良いと判断されるので、ドル高に進みやすい傾向になります。
ドルが買われるので円は売られやすい。（円安）

✅50を下回る結果
景気が悪いと判断されるので、ドル安に進みやすい傾向になります。
ドルが売られるので円は買われやすい。（円高）

50を上回る：景気良い　⇒　ドル高（円安）
50を下回る：景気悪い　⇒　ドル安（円高）

このように覚えておくと良いです。

発表された経済指標が為替相場にどのようなインパクトを与えるかは、前回の数値と事前にニュースで出回る市場予想に比べて結果はどうだったかということが大きく関係します。

事前に自分なりの市場分析を行い、指標の発表によりどう市場が動いたか！
このような癖をつけることで、市場の動く原理が少しづつ理解できます。

また必ずトレード技術の向上にもつながるでしょう。

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