歯垢太郎

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最近の記事

2023年ベストバイ5選

 基本的にものを買ってから1年以上経たないと使い方が身につかないので今年よく使ったアイテムは昨年以前に買ったものだったりする。そんな中でも今年買ったこれは!というものを5つ。機材とかコスメも買ってはいるけど挙げてみれば服のみになった。 5. BN3TH Boxer Brief  質の良いアンダーウェアが欲しくなり去年TOOTを買ったんだけどフィット感強すぎ、ワンサイズ上げてもぴっちりなので今年はBN3THを試したら大当たり。機能面は言わずもがな肌触りがめちゃくちゃ良い。強

    • 続・ルーティン

       日々の生活にルーティンを組み込んだ話は以前したがそこから一年半経ってその生活に飽きるどころか更にルーティンが増え、今や一日の行動がほぼルーティンによって成り立っている。余暇の過ごし方までルーティン化したため常にやることが決まっていて、時間になったらそれをやるだけの生活…高校時代、かのイマヌエル・カントが一日の生活を時間で区切って行動していたというのを聞いたときわりとゾッとした記憶があるがまさか自分がそんな風になるとは思いもよらなかったな。  朝帰宅、飯を食い風呂に入る。風

      • キーボードスタンドでポップンの立ち環境を作った

        先にまとめ  結果からいうと満足いく効果を得られました。が、15,000円くらいかかりました。これでもポイント使ったのでそのまま定価でいけば23,600円くらいになります。もっと安く済ます方法もあると思います…以下本編にて 前置きと導入  家庭用ポップンの最新タイトル、というか継続サービスであるpop'n music Livelyに合わせて発表となった新型のアーケードスタイルコントローラー(通称プレコン)が先日ようやく届いた。かねてよりアケコンやDAOコンに憧れつつ手を

        • お水を飲み続けることによるその効果

           ここ半年ほど、飲料は基本的に水または白湯のみにしている。  スキンケアを見直す過程で「飲み物を水のみにするのが良い」という情報を見たのがきっかけだった。眉唾だったが、日々のルーティンに発声練習を組み込んだタイミングでもあり、喉のためにも水が良いらしいので実践することにした。  例外的に月イチくらいでやむを得ずお茶など飲むことがあるが、それを除いて基本的には水だけを飲んでいる。またシリアルにかける牛乳や味噌汁、スープ、水溶きBCAAなどは除外して飲み続けている。  水飲

          ルーティンが増えた話

          (この日記は5月~6月に溜めた下書きツイートをnote用に編集、加筆&再構築したものです。)  自粛期間を経て日々のルーティンが増えた。  自分の場合、緊急事態も仕事の有無には影響せず、これといって暇ができる訳ではなかった。休日出かけることは無くなったが特に困ることもなく、むしろ買っといて聴けてない音盤を聴くので忙しかった。ただ自分が家に籠ること自体は平気な一方で、自粛による環境の変化には少し堪えるものがあった。  家族全員ずっと家にいる。各々のワークスタイルの詳細は省

          ルーティンが増えた話

          読めない言語の楽曲情報をどう扱うか

           自分が読めない言語圏の音楽をmp3などのデータに保存する際、タイトルやアーティスト名といった詳細情報(メタデータ)をどうするかで毎回悩む。  できればオリジナルの言語で表記に忠実に入力したい。というのも、言語によってはアルファベット表記に変換する際にゆらぎ(日本語でいえば「し」を「si」とするか「shi」とするかみたいな)があり、据わりが悪い気がするからだ。自分で全く読めなくなっても、正確な方を優先したい*1。  勿論発掘ものなどリリース元がアルファベット表記を公式に出

          読めない言語の楽曲情報をどう扱うか

          棚板用のガラス材でデカルコマニーをやった話

           2019年秋M3で頒布した「キングクリムゾンのデビュー50周年を勝手に記念したKC風オリジナル楽曲コンピ」、製作当初からアートワークでデカルコマニーをやりたいと思っていた。  デカルコマニー(転写法)…シュルレアリスム絵画の一技法で、キャンバスとなる紙やガラスに絵の具を垂らした直後に紙を折る、もしくは上からもう一枚の紙やガラスを押し付け、再びそれを外すことで偶発的な模様を生むというもの。紙を折ることで左右対称の模様を生み出したり、また子どもの想像力を養う知育としてもしばし

          棚板用のガラス材でデカルコマニーをやった話

          ストラトの配線材を変えた(文字だけ改造日記)

           タイトルの通り、今度はストラトの配線材を変えた。しかし弦を外したところで換装前の音を録り忘れた事に気付き、もう写真撮るのも面倒になったので文字のみで書くことにする(余計面倒)。 本題の前に(このギターの思い出) 文字だけってことで改造内容より日記に重きを置きたいから今回はギターについても紹介する。このストラトは中学生のとき叔父から貰った。叔父からはそれ以前にもアコギを譲り受けていたのでこのストラトが自分にとって初めてのギターではないが、エレキとしては初。ビルローレンスの弟

          ストラトの配線材を変えた(文字だけ改造日記)

          キングクリムゾンのカバー曲

           訳あって最近はキングクリムゾンばかり聴いてる。オリジナルアルバム一通りとライブ盤(サブスクにあるのと手持ち数枚)を時系列で聴いていった。更には「人々がキングクリムゾンに求めているもの」の一端を知るため、KC曲をカバーしているものを手当たり次第聴いてる。備忘録も兼ねて、そこで見つけた面白いカバーを貼っていこう。(Spotifyにあるもののみ) 21st Century Schizoid Man  やはりスキッツォイドマンが筆頭に挙げられるか、タイトルの記名性も高くたくさん

          キングクリムゾンのカバー曲

          レスポールの配線材を変えた

           いわゆるリペア日記、ではない。だってやってることが正しいのかわからないし結果ある程度納得はしたけどもツメが甘いとかで誰か詳しい人から怒られるかもしれない。一応やってみた、って実録です。  細かい経緯とかこのギターが自分にとってどういうものかとか全部すっ飛ばして、音がこもる。リアとフロント切り替えても違いがわからないくらい、丸い音がする。「ギター 音がこもる」で検索すると同じような症状で悩んで知恵袋に助けを求める投稿がみられるけど「アンプのセッティング等を教えて下さい話はそ

          レスポールの配線材を変えた

          2018年ベストアルバム20選

           50枚まで選んだリストはこちら 前年同様上位20枚を紹介します。 20. Insólito UniVerso - La Candela del Río  パリ拠点のサイケポップバンド、デビューアルバム。Stereolabのモンド感を弱めてMPB色を濃くしたような幻惑感、の一方でベネズエラのフォルクローレをはじめ南米トラディショナルを強く意識した哀歌の側面もある。上半期ベストで紹介したBeautify Junkyardsのように、エッセンスとして様々なジャンルが挙げられ

          2018年ベストアルバム20選

          2018年間ベストアルバムの前に6選

           2018年上半期ベストは30枚挙げて30~16位を紹介しました。それより上位は年間通してのベストに絡むと思ったから。しかしながら年末が来てみると当時の感慨に遠近感がついてしまって思ったより残ったものが少なかった。年間ベスト20を紹介するとなると全く触れてないものが出てしまう、それは自分の気持ち的に納得がいかないのでここで感想を書きます。ついでにベスト20には入らなかったけど下半期の良かったものも触れます。 Smerz - Have Fun  ノルウェー出身、コペンハーゲ

          2018年間ベストアルバムの前に6選

          2018年12月

           1日は佐藤あんこ君の近年のDIG活動の集大成であるWebディスクガイド「後追いGiRLPOP」公開記念として行われたDJイベント「後追いGiRLPOP in your room」を聴きに行った。出演はあんこ君のほかボラを愛する男、タナカアスカの三名。なかなか括りが難しい辺りの音楽に精通した方々ではあるが、三者とも着眼点がバラバラで、かける曲にもそれぞれの人となりが表れていて面白かった。もし僕が同じものを聴いていても別の曲をピックアップするだろうと想像できるが、まず各々自分の

          2018年11月

           11月はジャニスの閉店セールで足繁く御茶ノ水に通った。"音の図書館"とまで呼ばれたレンタル店の在庫放出…ブックオフや中古CD屋などの閉店に出来るだけ駆けつけようと決めていた2018年の、まさに集大成となるような一大イベントだった。  セールは11月を通して行われた。日が経つにつれ段階的に値段が安くなり、売れて棚が空けばバックストックが追加されていく。5日から3日間は会員限定の全品800円セール(一部高額盤を除く)。8日以降は会員以外も対象となりしばらく1,000円セールが続

          2018年10月

           引き続きポップン20周年の気分。サークルのポップン仲間と5年前にコピバンをやって以来のゲーセンオフでロカマチをした。奇跡的に空いてて4人同時対戦が3回できた。腕にバラつきがある中で如何に楽しむかと考えて一度試してみたかったのが「レベル1」「レベル25周辺の超低速ノースピ」「レベル50」で、それぞれ面白い結果が得られた。レベル1では一打ごと順位が入れ替わるスリルがあり、低速ノースピでは認識力リズム感全振りのゲームと化し、50は異次元へ。また友達と一緒にいるノリでないと手だせな

          2018年9月

           2日、新宿Motionにてサイドカーレコードとダンボールレコードの共同企画"テニスだプー"を見に行く。出演はにゃにゃんがプー、田島ハルコ、Emily likes tennis、そして「にゃにゃんがテニス」…各アクトそして最後のスペシャル編成とも大充実で最高のフィナーレを迎えた直後に皆で寿司を食うという多幸感の波状攻撃、さらには食事後しばらくダラダラしてから1時間以上かけて帰宅してもまだ日付越していないという素晴らしいタイムスケジュール。企画というよりもはや発明でした。