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ジャンケン

麻雀ではドラ、バックギャモンではダブリングキューブ
トランプの大富豪では革命的な一つのアイディアで
ゲームが一気に面白さを増すことがあります

子供が遊んでいるジャンケンもそんな魅力的な隠し味を
入れるだけで、面白さ倍増になります

そこにはとっても深い心理戦があります

そんな噺です

“あれって冷静に考えたら凄く面白くない?

グーで勝った場合は「グリコ」で3段

チョキやパーで勝ったときはそれぞれ 「チョコレート」「パイナップル」で6段ずつ上がれるわけだろ。

チョキやパーで勝ったときはグーで勝ったときの
2倍のアドバンテージを得られるわけじゃん
という事はプレイヤーとしては

なるべくチョキやパーで勝ちたくなるわけ
そしてチョキとパーではチョキが勝つ。

つまりチョキこそがこのゲームにおいて
最も安定した一手となるわけだ

勿論そんな事は相手側も承知している
だからこそ敢えてグーを出して安定の一手である
チョキを殺すという選択肢が生まれる

チョキが安定ならグーは必勝の一手

段数こそチョキパーの半分しか上がれないが
その分負ける可能性は最も少ない手であると言える

最後のパーは玄人向けのトリッキーな一手

安定チョキに負けるため出し辛いが
チョキを狩にきたグーをカウンターできる上に
上れる段数はチョキと同じ6。

出すタイミングを見極める必要があるが
決まったときの心理的アドバンテージは計り知れない

このように、通常は運ゲーにすぎないジャンケンに
ちょっとした追加ルールを足すだけで
高度な心理戦となる。

このゲームを考案した人は天才ではないだろうか?”

読んでいただきありがとうございます

これからも楽くに力を抜いて
綴っていこうと思っています。


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