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トレードスタイル

「FXを始めてみたけどトレードスタイルで悩んでいる」「スイングトレードとデイトレどちらが良いか」という悩みをお持ちではありませんか?
本記事ではFXにおけるスイングトレードとデイトレードのメリットやデメリット、おすすめのトレード手法を解説します。
記事を最後まで読むことでスイングトレードとデイトレードについて理解でき、FX初心者でも勝率をあげることができます。
この記事で分かること

  • FXのスイングトレードはデイトレードより大きな利益を狙うトレードスタイル

  • FXのスイングトレードで勝つための4つのコツ

  • 初心者におすすめのFXのスイングトレードの手法

目次

  1. FXのスイングトレードとは?

  2. FXのスイングトレードのメリット3つ

    1. 忙しくてもできる

    2. 初心者向け

    3. トレンドに乗りやすい

  3. スイングトレードのデメリット2つ

    1. 決済まで時間がかかり資金効率が悪い

    2. 相場の急変に気が付かない事がある

  4. スイングトレードで利益をあげるノウハウ

    1. 短い時間軸でタイミングを見計らう

    2. 損小利大になるポイントに引き付ける

    3. ファンダメンタルズ方向を意識する

  5. スイングトレードの手法

    1. 長期のトレンドに、短期のタイミングで参入する

    2. ダブル順張り

    3. おすすめ通貨はAUD/USD

  6. デイトレードとは

    1. 資金効率の良さ

    2. 持ち越しのリスクがない

    3. 3大市場の値動きを利用できる

  7. スキャルピングとは

    1. スキャルピングは職人芸

    2. 各時間軸とトレードスタイル

  8. まとめ

FXのスイングトレードとは?

FXのトレードスタイルには、スイングトレード・デイトレード・スキャルピングの3つがあります。
スイングトレードは1日~数日間と保有期間が比較的長期間です。
デイトレードは日計り売買で一日で数回エントリー決済を繰り返すトレードスタイルです。
スキャルピングは数秒から数分程度の保有で何度もエントリー&決済を繰り返し小さな利益を細かく積み重ねるトレードスタイルです。
スイングトレードとデイトレードはスキャルピングと比較してチャートを見ている時間が短いため、サラリーマンや兼業でも始めやすいというメリットがあります。
それではまずはスイングトレードのメリットをみていきましょう。

FXのスイングトレードのメリット3つ

FXのスイングトレードには下記の3つのメリットがあります。

  • 忙しくてもできる

  • 初心者向け

  • トレンドに乗りやすい

忙しくてもできる

スイングトレードは数日間のポジション保有を前提に、比較的大きくな値幅を狙うトレードスタイルです。スキャルピングやデイトレードとは違い、瞬間の判断が求めらないのでチャートに張り付く必要がありません。
時間軸は日足、4時間足がベースとなるので1日3回も程度チャートを確認できれば十分です。通勤時間、隙間時間、外出先でチャートをチェックし、エントリーポイントを見極めます。

初心者向け

スイングトレードは初心者向けのトレードスタイルです。その理由は売買や決済の注文が遅れてしまっても損失、利益への影響が小さいからです。
例えばスキャルピングのような一瞬の値動きを狙うスタイルでは、エントリー、建玉の操作、損切りを細かく操作する必要があります。ほんのわずかな発注・決済遅れがダメージとなる事も多く、初心者にはハードルが高いです。
一方、スイングトレードではポジションを長時間保有し利益を伸ばす事が求められるので、値動きを気にする事が少なくなります。初心者でも落ち着いてトレードの方向性を見極める事ができます。

トレンドに乗りやすい

スイングトレードでは短い時間軸のランダムな値動き、レンジで方向感がない値動きによる影響がありません。その理由はスイングトレードでは日足や4時間足の大きな時間軸のトレンド方向、タイミングを図る事ができるからです。
数分で決済するスキャルピングでは「騙し」の値動きが多くなります。「騙し」の対応ができないトレーダーも多いと思いますし、騙しへの対応はある程度経験値が必要で見極めが難しいので、比較的ダマシが少ないスイングトレードがオススメです。

スイングトレードのデメリット2つ

FXのスイングトレードには下記の2つのデメリットがあります。

  • 決済まで時間がかかり資金効率が悪い

  • 相場の急変に気が付かない事がある

決済まで時間がかかり資金効率が悪い

スイングトレードはポジションを長く持つので細かな利益を繰り返したい方には非推奨です。ポジション保有中は資金が拘束される事になるので、資金効率が悪いという事もあります。そのため「毎日取引していたい」「すぐに稼ぎたい」という方には向いていないでしょう。
スイングトレードは大きな値幅を狙うため、ポジションを保有してすぐに結果を得ることができないというデメリットがあります

相場の急変に気が付かない事がある

スイングトレードチャートを見る回数が減るため、相場の急変に気が付かない事もあります。
材料、ファンダメンタルズで中・長期のトレンドが転換した際にはスイングトレードでもポジションを操作する必要があります。

スイングトレードで利益をあげるノウハウ

スイングトレードで勝つためのノウハウを紹介します。値幅を取るスイングトレードでは、下記のコツを実践することで大きな利益を狙うことができます。

  • 短い時間軸でタイミングを見計らう

  • 損小利大になるポイントに引き付ける

  • ファンダメンタルズ方向を意識する

短い時間軸でタイミングを見計らう

スイングトレードであっても短い時間軸で適切なタイミングでポジションを持つようにしましょう。どのようなトレードスタイルでも相場はタイミングが全てです。

損小利大になるポイントに引き付ける

スイングトレードでは比較的ゆったりトレードができるので価格を損切りラインまでしっかり引き付けて損小利大を実現しましょう。スイングトレードでも長期的には売買を繰り返し損失が出る事もあるので「損失は限定しながら利益を伸ばす」トレードができるようになると安定的に勝つ事ができるようになります。
具体的にはレバレッジと枚数を計算し「狙える利幅が200pipsなら損切りは50pips」を事前に決めておくルールを守りましょう。
プロのトレーダーでも勝率は7割程度です。損失は必ず限定して利益を伸ばす事が生き残る鍵です。

ファンダメンタルズ方向を意識する

スイングトレードではファンダメンタルズに沿った方向にトレンドが出る事が多いです。材料が出た段階で相場参加者に意識されているか、ファンダメンタルズの方向に動いているか確認しましょう。
ポジションの保有が長くなるスイングトレードでは要人発言、指標だけでなく今何が意識されているか、相場の材料が何かを見極める事が重要となります。

スイングトレードの手法

FX初心者の方がスイングトレードを行う際におすすめの手法を3つ紹介します。

  • 長期のトレンドに、短期のタイミングで参入する

  • ダブル順張り

  • オススメ通貨はAUD/USD

長期のトレンドに、短期のタイミングで参入する

スイングトレードでは長期のトレンド方向を分析して、短い時間軸でベストなタイミングでポジションを持つようにしましょう。
例えば、長期が買いトレンドの場合、短期足で売られすぎの場面に買いエントリーする事、また長期が売り方向の場合、短期足で三尊のチャートパターンが出てから売るといった短期でタイミングを図りましょう。

ダブル順張り

相場はダブル順張りが基本です。長期足、短期足の方向が一致する方向にポジションを持ちましょう。テクニカル分析で最も基本のダウ理論に従うポジションを持つ事で自然と勝率が高くなります。反対に長期足、短期足の方向が合わない場合はエントリーを見送るようにしましょう。相場は資金を保全する事が大前提です。

おすすめ通貨はAUD/USD

スイングトレードでおすすめの通貨ペアは株価と連動しやすいオセアニア通貨のAUD/USDまたはAUD/JPYです。その理由は株価と連動する事でリスクオン、リスクオフが反映されやすく、方向性がハッキリとしています。
また資源国通貨という事もあり取引数量も安定していて、価格の急変動も少ない特長があります。
株式市場で発生したトレンドは継続しやすく、スイングトレードでも安定して利益をあげることができます。

デイトレードとは

デイトレードとは日計りのトレードスタイルで、次の日まで持ち越す事なくポジションの保有・決済をするトレードスタイルの事です。
それではデイトレードのメリット3つをご紹介します。
・資金効率の良さ
・持ち越しリスクがない
3大市場の値動きを利用できる

資金効率の良さ

まずデイトレードのメリットは資金効率の良さです。
15分足から1時間足を基準足として一日に数回ポジションを持ちます。
売買を繰り返す事ができるループトレードで、手持ちの資金を短期間で何度も投資することが出来るので効率が良く、ある程度の資金と経験を積めば一年で手持ちの額を数倍から数十倍にまで利益を上げる事も可能となります。

持ち越しのリスクがない

デイトレードでは夜を越してポジションを持つ必要が無いのでリスクが限定されています。深夜、早朝の材料での急変動、スプレッドの広い早朝にポジションを保有しないのでオーバーナイトリスクを低く抑える事が可能です。

3大市場の値動きを利用できる

15分足レベルのデイトレでは一日の中で比較的大きなボラティリティが出てくる場面でトレードする事ができます。特に、東京、ロンドン、ニューヨークの各3大市場のオープニングではボラティリティが高くなる傾向もあり投資成果をすぐに出す事ができます。

スキャルピングとは

スキャルピングとは超短期、短期売買の事で、主に1分足を使ったトレードスタイルの事です。スキャルピングは、デイトレード、スイングトレードと比較するとトレードチャンスが増えます。しかしながら、スキャルピングにも環境認識、目線の固定が必要で、1分足を執行足とした場合、これ以上全てを上位足とみて、たくさんの時間軸の環境認識が必要となります。つまり、トレード回数が多いスキャルピングは簡単そうにみえますが実は経験と技術が必要とされています。

スキャルピングは職人芸

スキャルピングは職人芸です。1分足以上の15分, 1時間, 4時間, 日足時間軸を環境認識し目まぐるしく変わる1分足のダウ理論を捉える必要があります。またそれだけでなく適切なタイミングで、適切な注文の出し入れをするといった技術も要求されながら、ある程度大きくレバレッジ、ロットを張るので強靭なメンタル的を持つ必要があります。スキャルピングはある一定の芸術性が求められるのでまずはデイトレードやスイングトレードで経験を積む事が大切です。
私自身が初心者~中級車にオススメする時間軸は1時間足での比較的ゆっくりとしたデイトレードかスイングトレードです。1時間足レベルのダウ理論の押し目買い、戻り売り、高値安値ブレイク、ダマシ対応トレードを徹底的に学びましょう。1時間足はどの相場参加者にもみられているのでテクニカルも効きやすいといったメリットがあります。

各時間軸とトレードスタイル

例えば5分足スキャルピングでは、上位足を環境認識しつつ5分足のトレンド、レンジでエントリーする必要があります。上昇トレンド中の4時間足押し目買いと下落トレンドの1時間足の戻り売りが攻防して、5分足に方向性がなくなります。このような場面でレンジだと決めつけて逆張りトレードをすると、売ってやられて、買ってやられてという事になりかねません。
こういう所では利益を伸ばせないので、方向感で出てから15分足ぐらいのデイトレでエントリーする事をオススメします。

まとめ

スイングトレード、デイトレ、スキャルピングのそれぞれの違いとメリットをご紹介しました。
私自身は専らデイトレがメインですがたまにスキャルピングとスイングを併用しています。
あまりトレードスタイルを変えると時間軸を味方がブレてしまうので
スタイルを分けるよりも一つのスタイルに集中する方が成績が安定します。
もしもトレードスタイルを分けたい場合は、証券会社の口座で分けてみるのがオススメです。


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