ダウ理論について➀
まったく聞いたことがない人はいないと思いますので詳しい解説はしませんがダウ理論にも種類?というか認識の違いがあります。
パターン➀
高値切り上げ、安値切り上げ = アップトレンド
高値切り下げ、安値切り下げ = ダウントレンド
それ以外 = ノートレンド
パターン②
➀のトレンド転換が見られた後に、第二波成功をもって正式に逆のトレードが発生したとみるパターン。
パターン③
➀のブレイクした押し目、戻しのみを安値、高値として採用するパターン
パターン④
③のトレンド転換が見られた後に、第二波成功をもって正式に逆のトレードが発生したとみるパターン。
➀~④にかけてトレンドの判定に対して厳格さが違います。
これがどのように影響してくるか検証してみましょう。
ドル円にて➀のパターンでエントリーした場合の結果は以下
・ダウ理論の判定は1時間足
・アップトレンドが確定するブレイクでロング
・ダウントレンドが確定するブレイクでショート
・逆指値は直近高安値。
・指値なし、逆指値更新型(トレンドが崩れるまで押し目、戻しが形成されるごとに逆指値を順行させる)
・ポジション数は常に損切10万円になるように調整
※環境認識等のフィルタは一切含んでいません。
過去20年間分のデータ(スプ20)で検証
どうだろうか?最近流行りの逆張りナンピンとは偉い違いである。
まず勝率が圧倒的に低い3分の1でしか勝てないのだから、↑の通り最大連敗数は15回だ。最終的には勝っているが、精神的にはキツイ手法というのがわかる。(DDに関しては証拠金を1億で設定してあるので当てにしてはいけない)
以上のようにダウ理論というものだけでもテスト上は勝てる事がわかる。
※上位足がレンジ相場なら間違いなく負けるが・・・
次回から他のパターンについても検証し、どういった違いがあるのか検証していく。
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