トレードをする前に必ず行う環境認識とは?
皆さんいきなり一つの時間軸のチャートをみてトレンドを判断してトレードしてはいけませんよ。
前回の記事でダウ理論を使ってトレンドの判断方法を解説しましたね。
もしトレンドの判断等、分からない方は一度こちらの記事を見て下さい
トレードをする前にまず必ずやる事は環境認識です。
めちゃくちゃ重要なものになりますので必ずトレードする前に確認して下さい!
勝ちトレーダーはみんなやっています!
それでは例を入れて解説していきます。
環境認識
環境認識とは複数の異なる時間軸のチャートを使って今がどのような相場でその相場のどこの部分なのかを判断していく事です。
複数の視点から見て大局を見るという事ですね。
一部分しか見れてない人はその先起こりうる相場の変化を複数予想する事が難しいです。
FXにおいてその先起こりうる相場の変化を予想しておくことはとても大切です。
予め予想出来ていたらそうなった時に対応できるからです。
無意識にやっている方もいるかと思います。
「普通のトレンド判断と何が違うの?」と言うと
一般的なトレンド判断は自分が取引する時間軸のチャートを見てトレンドの判断をしていると思います。
環境認識を知らない方はそれ以外の時間軸のチャートはあまり見ていないと思います。
ここで大きな差が出てきます。
環境認識を確りと行っていれば無駄な損失を防げ勝率もアップします。
具体的にどのような判断が出来るのかというと
例えば下図①ような上昇トレンドだったとします。
①は綺麗な上昇トレンドです!
これだけ見れば青丸の戻したところ(押し目)で絶好の買いエントリーポイントですね。(押し目買い)
しかし①の上位足である②を見てみるとレンジ相場です。
同じ高値のラインで2回押し戻されているのが見て分かります。
②の緑丸のところを見るとまた反発して押し戻されるだろうと予想できますね。
①だけで見れば買いですが、環境認識をして上位足を確認したら①の買いポイント(青丸)が丁度②の反発しそうな緑丸のところだった。
とするとこれは買えませんね!!
むしろ売りです。もしくは反発するか様子見といったところです。
何故かというと、上位足になればなるほどレジスタンス、サポートライン等の信頼度が増すからです。
なので上位足を確認し、今がどのような相場でどのような部分なのかを知っておく必要があるのです。
そうする事で今回のようなところでの損失を防ぐ事が出来ます。
週足、月足で意識されているライン等は高確率で反発したりします。
この少しの反発でも下位足である時間足等で見ると大きなトレンドになる訳です。
そしてもし環境認識をしていなく①の青丸で買いエントリーをして、その後下降トレンドになり損失がでたとしても①の時間軸しか見ていないので何故いきなり下降トレンドに入ったのかも分からずに負けてしまいます。
負けた理由を知っておく事は重要なことです。
これは環境認識をしている人から見れば、負けるべくして負けたと言われても仕方ありません。
これはほんの一例です。
このように環境認識がどれ程大事か分かって頂けたでしょうか。
まずトレードをする前に上位足の月足から週足と順に相場を確認していきましょう!
大きいトレンドが分かったら下位足でもなるべく大きいトレンドにのったトレードを行う事で勝率も上がり大きい損失も少なくなります。
こうする事でまず買い目線でいくのか、売り目線でいくのかもはっきりします。
流れとしては上位時間軸でトレンドを判断し下位時間軸でエントリーポイントを探していくといった感じです。
特に自分が取引する時間軸の1~2つ上の上位足は必ずチェックしましょう!
月足、週足は毎日見る必要はないですが、重要なラインやポイントに近い場合は確りと把握し対応出来るようにしていきましょう!
利確や損切ポイントも変わってくると思います。
次はトレンドライン、レジスタンスライン、サポートライン等
トレードしていく上で重要なポイントを見つける方法を解説していきます。
これらを知っておく事で、よりトレードの勝率を上げる事ができ、エントリーポイントも増やす事が可能です。
こちらも最低限の基礎知識ですので必ず理解しておきましょう!!
めちゃくちゃ簡単で一回見ればすぐ理解出来ます!