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FXは損大利小でもトータルで勝てるからまずは損に慣れようというお話

損大利小のほうがメンタル的にやさしいと私は思います。

というのも、人は儲かる喜びよりも損したときの心のダメージのほうが大きいからです。

例えば8回500円稼げて、2回1000円負けたとします。

トータル収支は4000-2000=2000円です。

勝ちの喜びを1、負けのショックを2とすると

8-4=4回喜びが上回っています。

損をすればショックを受けますが、それも慣れの問題です。勝率8割のトレードルール通りにやればちゃんとトータルで勝てるんだということがわかってくると損切もただの恒例行事です。

しかし、損切をたくさんするような手法だとショックのほうが大きくて、メンタルが崩壊し取り返そうと無茶なトレードをしてしまうことがあります。

なので損になれるためにも最初は、損失2:利益1とかではじめて見るといいと思います。

FX市場は7割レンジ、というくらい行ったり来たりしています。つまり、損失2:利益1でも十分に勝ち越せます。

そして、損に慣れてきたら「1回の負けが大きい」というのを見直します。それまでのトレード記録などを見直して、

どこを調整すれば損益比率が1:1になるか模索します。

その結果、最低でも勝率6割くらいは出せるようになっていると思います。

勝率6割の損益比率1:1、資金の2~5%までの損失はOK

という条件なら、まずトータルで負けるということはありません。とてつもなく当たり前のことですが、損切に慣れていないとこのルールさえ守れません。

話を戻しまして、この時点で少し損切にも慣れているので4割の負けに対してもそこまで動揺することがなくなっていると思います。

そして、トレードルール通りにやって資金が増えて、損益比率1:1でもトータルで勝てるようなってきたら、こう思います。

資金も増えたし、そこまでトレードをしなくてもいいな。大きく勝てそうなところだけ狙おうか。

そうすると、損益比率1:1.5~2くらいでやろうと思えます。それまでのトレード記録を見直していけば、ここはもっと利益を伸ばせたなというところがいくつも見つかると思います。

そうすると、勝率は下がるけど、利益が伸ばせるような場面はいくつもあったのでそこで勝てればいいなと思えるようになります。

損にも慣れ、トレードルール通りにやればトータルで勝てるという感覚が身についているので、勝率が下がったとしてもそこまで動揺することはありません。当たり前の行事なので。

株取引でBNFさんは有名ですが、昔のテレビ番組でサクッと1億円損切していました。慣れってすごいですね。ですが彼にとっては資金の数%の損失です。

ただ、計算上は分かっていても取引金額が増えることによって心のダメージが変化しますので、そこのあたりも含めてどのくらいの勝率や損失が自分のメンタルに一番合っているかを試行錯誤していくことが大事かなと思います。


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