【ドル円乱高下の可能性】2024年2月19日週振り返りと2月26日週振り返り戦略 2024年vol8
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↓ #025 新NISAについて
相場には流れもありますので、
先週振り返りもご参考ください。
今週も為替のネタは乏しく、株価が市場を牽引しました。エヌビディア決算後には日経平均株価は過去最高値を突破しました。今週の相場振り返りを簡単にはなりますが、来週は注目のPCEがありますので、相場への影響を考えておこうと思います。
米国経済
・指標や発言確認
2月20日(木)には失業保険申請件数(結果20.1万件、予想21.6万件)、製造業PMI(結果51.5、予想50.7)とどちらも市場を上回る良好な結果になりました。
FRB関係者らの発言は、リッチモンド連銀バーキン総裁やボウマンFRB理事は利下げに関して非積極的な姿勢を示し、ジェファーソンFRB副議長は「利下げは今年後半が適切である」と早期利下げをけん制するような発言をしております。また、年末には最初にハト的発言で相場を騒がせたウォラーFRB理事も「インフレデータは少なくとも2か月以上確認が必要であり、利下げを急ぐ必要はない」と総じて早期利下げには賛成していない状況です。
FOMC議事要旨も公開され、多くのFRBメンバー早期利下げのリスクを懸念しているとの見解を述べています。
総じて米金利が低下するような内容はなく、インフレ動向に注視した相場が続き、来週PCEへの注目は高いと思われます。
・米金利
今週米金利は上記のような材料に対し、10年債4.25-4.35%と小幅で推移し、米金利の上値重さを感じる相場となりました。
来週PCE次第とも思いますが、これ以上の上値は重く、年内複数回利下げもあることから、そろそろ米金利の織り込み反転の警戒水域かと思われます。
金曜日には米10年債金利が0.1%ほど低下しましたが、これは上値の重さに加え、月末リバランスが影響していると考察しています。
・米国株
まず「一生一緒に~」こと、エヌビディアの決算について、2023年11月〜24年1月期決算は、純利益が前年同期比8.7倍の122億8500万ドル(約1兆8400億円)、売上高は3.7倍の221億300万ドルで、ともに過去最高でした。同日発表した2〜4月期の売上高見通しも240億ドルでした。これは文句無しの決算内容となり、エヌビディアの株は急伸、それに伴いハイテク株も上昇しています。
週間ではダウ平均が1.30%高、S&P500が1.66%高、ナスダック総合が1.40%高と主要3指数が揃って続伸、過去17週間で15週の上昇となっております。金利上昇にも負けない消費の底堅さ、インフレ鈍化したとしても金利安と安定した株上昇相場が続くと想定されます。
勿論AI市場が実経済にどれだけ寄与できるのかにも着目はしていかなければなりませんが、今のところ期待に対して幻想レベルではないと思います。
日本経済
日経平均株価はバブル崩壊により雲の上のような価格となっていた過去最高高値39000円を抜けました。まずは素直に喜ぶべきかと思います。
エヌビディアの決算受け、今後の半導体産業への期待から日本株にも買いの追い風となりました。「これはただの円安効果だ」「日本株のバブルはまた崩壊する」と批判的な声もありますが、短期的な目線では個人的にはそこまで問題視していません。今後の日本を考えた時に、(半導体・車)輸出、インバウンド、円安、インフレ、少子高齢化、Nisa 、年金などがうまくはまるといいなと思います。
ドル円
今週のドル円は週足で1円と小幅で推移しました。
今週は日銀発言もなく、米金利はやや上昇しました。ファンダメンタルズ的にはドル高円安でドル円は上昇しやすい地合いであったものの、為替介入の警戒もあって、上値重く推移しています。
これ以上の上昇は簡単ではありませんが、時間の問題です。特に来週PCE次第では152円以上も視野に入ります。しかし月末週ともあって、ややこしい週になると思いますので、26日週のシナリオも参考ください。
2月26日週のシナリオ戦略
まずは指標や材料確認です。
2月27日(火) 日本CPI
2月28日(水) 米GDPdeflator
2月29日(木) 米PCE
3月1日(金) ISM製造
各FRBメンバー発言(アトランタ連銀ボスティック総裁、ボストン連銀コリンズ総裁、ニューヨーク連銀ウィリアムズ総裁、シカゴ連銀グールズビー総裁、クリーブランド連銀メスター総裁、サンフランシスコ連銀デーリー総裁)
ドル円は、日米インフレ差が意識されますが、米GDPdeflatorや米PCEが大きく影響するものと思われます。
GDPdeflatorは2か月連続で2%を切っており、過去3か月間の年率ベースでは1.5%、6か月では1.9%と、2%を切っている状況です。この指標だけで米金利低下まっしぐらとはいかないまでも、翌日のPCEも下回ると、米金利は大きく下がることも想定されます。今回米PCEは、CPIやPPIが上振れていることにより予測値も引きあがっていますので、下振れサプライズのインパクトは出やすいことにも警戒です。参考までに前回PCE結果です。
下振れでない限り米金利が低下しずらいことは言うまでもありませんが、指標発表時に米金利上昇ドル買いになるかは、それまでの月末リバランスなどの米金利が低下している場合でないと上昇しずらいと想定します。
というのも年内の利下げ回数からの逆算を考えると米金利の上値が重くなってきています。いくらPCEが強くても、米金利上昇の余地は少ないと思いますので、安易なドル買いには警戒が必要と考えています。
特に月末リバランスでドル売りや円買いも考えると、ドル円は乱高下する可能性がありますので、個人的にはトレードの際にはいつもより引き付ける意識が必要と考えます。
ドル円想定レンジは147.500-152.500
今回もご精読頂き
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