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【政策金利盛りだくさん!】10月30日週シナリオ戦略

お世話になります。
FXファンダリストのグースGOOSEと申します。

最近はレビュー数も増え、
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#023  ファンダ編 『イスラエル/ハマス戦争』③


先日の振り返りも含めてご覧いただけると
分かりやすいと思います。



今週は重要な指標であり、
中期的にも重要なタイミングと考えています。

今週重要指標は以下です。

10月31日(火) 日銀金融政策発表 HICP
11月2日(木) FOMC BOE
11月3日(金) 米雇用統計

相場の対局に影響を与えるのは
FOMCや雇用統計になります。

それに加えて、
ドル円は日銀金融政策
ユーロドルはHICP
ポンドドルはBOE 
に注目です。



日銀金融政策

日本は未だ緩和継続、
暫くこの状態は続くと思われます。

イールドカーブコントロールYCCは
10年債を1.0%まで許容するとしており、
現在は0.87%となっております。

日本10年債利回り 日足

直近では10月18日に総額4000億の
買い指値オペをしています。

日本政府の思惑としては、
金融緩和を続けつつ、
インフレをうまく誘導したい
でしょう。

しかし円安を続けるがゆえに
ドルベースでは円は150円となっており、
急激な円安は避けたいところです。

最近では口先介入や昨年の介入によって
150円付近で小幅で推移しています。

これくらいの変動幅であれば
許容範囲ではありますが、
これ以上の円安は好ましくないと思います。

政府としては、早く米金利安折り込み、
介入することなく程よい円安が望ましいでしょう。

今回または今後の政策方針として、
基本的に緩和は継続していくでしょう。

基調的なインフレや株が上昇しなければ
日本はマイナス金利解除は難しいでしょう。

現在米金利高の長期化戦争懸念により
日本の株価も下落しています。

日経平均株価 日足

しかし年初からみると、
20%近いの上昇率を保っています。
(約25000⇒約31000)

日経平均株価 週足

よって日経平均株価は底堅く推移しています。

ただしインフレは名目的なコストプッシュに限定され、
賃上げが最重要課題となっております。

これが達成されるか、
若しくは世界的な景気回復相場
でないと日銀は動かないとみています。

よってしばらく金融緩和は継続でしょう。

ただしYCC撤廃が囁かれています。

前回YCCに関する記事はこちら
ラジオでもお話しています。→ コチラ

正直、YCC撤廃をしたところで
ドル円上昇トレンドには影響ありません。

一時的な円高になるので、
そこは良い買い場になるでしょう。

最近の株の弱さを鑑みても、
植田総裁もハト的姿勢を維持するでしょう。

トレードに関して言えば、
日銀政策発表は12時になります。

ただしいつも時間ピッタリではなく、
フライングして11時40分以降に発表されます。

12時を過ぎると政策変更の可能性があります。

日銀政策発表前には
・円高になる傾向があること
・発表直後は瞬間的に30pips程度円高になること
を注意しておきましょう。

最近は米金利高折り込みもあるため、
あまり円安に触れず、
会見発表までに全戻しも想定しましょう。
100pips取れれば十分です。

月末なので、
16時ドル円売りも検討します。


FOMC

重要度は高いですが、
サプライズの可能性は低いとみています。

今回は据え置き濃厚です。

CME

今回FOMCはパウエル発言に注目

といっても方向性には欠けそうです。

年内あと1回の利上げを残していますが、
データをしっかり確認したいでしょう。
(雇用統計、CPIなど)

最近の消費の落ち着きと底堅さ、
オイル高によるインフレへの影響度の判断は難しいです。

最近の株価下落を考えると
ハト的な発言になりそうではあります。

無難な発言であれば、会見後か雇用統計後に
リスクオン展開を想定します。



ドル円

これまでにより上値は重いものの
下落要因には欠ける相場が続きます。

ただし月末+政策金利となると
少しボラが出ることを想定します。

よってドル円予測レンジは
147.500-151.500となります。(終値149.500)



その他


BOE/ポンド

現在の相場方向性や経済状況、
地政学的リスクも含めると、
ECB同様、据え置きを想定します。

月末フローによるポンド買いもあるので
ボラには注意が必要です。

月曜の月末ポンド買いでポンドドル
火曜のBOJ後のポンド円買いは
良さそうです。

HICP/ユーロ

経済状況や地政学的リスク、
金融政策方向性の違いにより
ユーロドルは下落しやしい状況です。

インフレが予測を下回ると
下落しやすいですが、
月末フローもあるので

少しややこしくなること想定し、
値幅には期待しないトレードになります。



まとめ


基本的にはドルが強い状況は変わりませんが、
政策金利や月末フローによって
一時的にボラが出る可能性があります。

戦争リスクも高まっているので
短期は難しい相場が続きそうです。

無理なトレードはせず、
待つのも良い戦略と思います。

今週は忙しくなりますが、楽しみましょう^^


今回もご精読頂き
誠に有難う御座いました😄

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