環境認識のルール

前回はフィボナッチブレイクアウト売買法」で紹介されている環境認識の基本的な考え方を紹介しました。
この環境認識は、私が今までに出会った中で、最も優れた方法です。

今回は、前回よりも少しだけ詳しく、環境認識のルールを説明します。

環境認識のルール

環境認識

前回は、上向きと下向きだけで説明しました。
今回は、買われ過ぎ(75より上)と売られ過ぎ(25未満)が追加されました。

では、早速、2021年1月から今日までのGBPUSDの週足と日足のチャートを確認します。

2021-09-25-2週足と日足

まず、前回は無かった垂直ライン⑥と⑦を追加しました。
買われ過ぎは、ファーストラインとスローラインが共に75よりも上にあるという定義です。垂直ライン⑥でファーストラインしか75よりも上にないため、垂直ライン⑥を追加しました。

週足チャートと日足チャートを見比べるのが大変なので、日足チャートに週足のDTOを追加しました。濃い茶色がファーストライン、薄いピンクがスローラインです。

話がそれますが、チャートを確認していて気付いたのですが、MT4の週足のデータに問題がありました。週足のデータの一部が月曜から金曜のデータになっていませんでした。週足自体をリアルトレードで使う予定がないため、何もデータを修正せずに、使用しています。

では、日足チャートを確認します。
①から②の期間で、2番目の下矢印が消えました。週足のDTOが上向きになったからです。

②から③の期間で、4番目と5番目の上矢印が消えました。週足のDTOが共に買われ過ぎになったからです。

③から④の期間で、3番目の下矢印が消えました。週足のDTOが共に売られ過ぎになったからです。

今回は、環境認識のルールを紹介しました。
次回は、私がエントリーで使っている時間足(5分足、15分足、1時間足)のチャートで環境認識してみます。

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