環境認識(4時間足と1時間足・30分足)
前回は、日足と4時間足及び日足と1時間足の環境認識を行いました。
環境認識のルールは「フィボナッチブレイクアウト売買法」で紹介されている方法を使いました。
この環境認識は、私が今までに出会った中で、最も優れた方法です。
今回は、もう少し短い4時間足と1時間足で環境認識を行いました。
下のチャートが結果です。
2021年8月25日から今日までのGBPUSDのチャートです。
上のチャートが4時間足です。
青い垂直ラインはDTOが上向きに転換したところです。
赤い垂直ラインはDTOが下向きに転換したところです。
下のチャートが1時間足です。
環境認識のルールを適用し、上目線のところに上矢印、下目線のところに下矢印をつけました。
環境認識のルールに関しては、次の記事をご覧ください。
一見して、上矢印と下矢印が少ないです。
4時間と1時間のローソク足の本数の差が少ないので、うまく環境認識できないようです。
そこで、4時間足と30分足の組み合わせで環境認識をやり直しました。
下のチャートがその結果です。
上のチャートが4時間足です。先ほどのチャートの見方と同じです。
下のチャートが30分足です。
先程の1時間足と30分足のチャートを並べて比較してみました。
上のチャートが1時間足、下のチャートが30分足です。
30分足では、4時間足のDTOの転換に合わせて、矢印が出ていて、よさそうです。
30分足のチャートの左側で、4時間足のDTOの転換周期が短く、追っかけで矢印が出ている部分があります。
「フィボナッチブレイクアウト売買法」では、DTOのファーストラインとスローラインが共に75より上ならが買われ過ぎ、25未満なら売られ過ぎと定義しています。
しかし、DTOの反応が遅れているようなので、ファーストラインだけで買われ過ぎ及び売られ過ぎを判断し、環境認識をやり直してみました。
下のチャートが環境認識をやり直した結果です。
30分足チャートだけ載せました。
チャートの水色の枠の部分で、追っかけで出ていた矢印が消えました。
しかし、緑の枠の部分では、下矢印が消えてしまいました。
緑の枠では、強い下降トレンドが出ていたため、DTOが頻繁に売られ過ぎに達し、下矢印が消えてしまいました。この方法はダメでした。
結局、環境認識のルールは「フィボナッチブレイクアウト売買法」の方法がよかったです。
追っかけで出ている矢印については、「フィボナッチブレイクアウト売買法」で紹介されているエントリー手法を使えば、回避できることがあります。
今回は、4時間足と1時間足、追加で4時間足と30分足の環境認識を紹介しました。
環境認識について、かなり理解できました。
次回は、今回の環境認識が5分足でのエントリーに有効かどうか調べてみます。
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