FXの手法を身につけるには?

以前、「FXで勝てていない初心者には、メンタルよりも手法が大事」という内容の記事を書きました。この考えに納得できない方は、下記の記事をご覧ください。

では、「FXの手法をどのように身につければよいのか?」という疑問を持ちました。しかし、FXで勝てていない私には、この疑問への答えが分かりません。FXを何かに例えて考えてみたいのですが、例えを間違えると、間違った答えを出してしまいそうです。

FXを他のものに例える場合、「学校の教科」と「スポーツ」のどちらに例えた方がよいでしょうか?
ちなみに、他にも例えられるものがたくさんあります。例えば、将棋、囲碁、ゲーム、競馬、パチンコなどです。しかし、例えば、将棋を例にした場合、将棋を知らない読者の方には、記事が理解できないかもしれないので、この記事では、「学校の教科」と「スポーツ」をとりあげました。

「学校の教科」例えば「算数」でいい点数を取るためには、どうすればよいでしょうか?
1.算数の知識を覚える。
2.算数の練習問題を解いて、答え合わせをする。
3.間違った問題の解答、解説を読んで、自分の知識の誤りを修正する。
4.練習問題の正解率が高くなると、試験でも高い点数を取れる。
つまり、算数の問題には「答えと解説」が存在します。

一方、FXには「絶対に勝てる。つまり、勝率100%という手法」は存在しません。ちなみに、損切りをしなければ、負けないので、勝率100%だという指摘があるかと思います。私の目的は、勝率100%ではなく、FXでお金を増やすことなので、損切りせずに勝率100%という手法には興味がありません。

FXには、算数のように「答えと解説」は存在しません。つまり、FXを「学校の教科」に例えるのは、よくないかもしれません。

では、「スポーツ」例えば「テニス」で強くなるためには、どうすればよいでしょうか?
1.テニスのルールを覚える。
2.テニスのサーブやレシーブのやり方(グリップ、打ち方)を覚える。
3.実際に、テニスのサーブやレシーブを練習をする。
4.練習でうまくいかなかったところを修正する。
5.体を鍛える。
6.テニスの試合に関する戦略(打つコース、球種等)を覚える。
7.実際に試合をやる。
8.試合の結果をフィードバックして、練習する。
9.別の対戦相手と試合すると、また別の課題が出てくる。
テニスの対戦相手は人間であり、「誰にでも絶対に勝てるという方法」は存在しません。また、ある対戦相手に勝つ方法は、1つではなく、いくつもあります。

一方、FXの対戦相手は相場であり、「絶対に勝てる。つまり、勝率100%という手法」は存在しません。しかし、FXで利益を出すことはできます。また、利益を出す方法は、1つではなく、いくつもあります。
FXは「スポーツ」に似ているような気がします。

次回の記事では、FXを「スポーツ」に例えて、「どうやってFXの手法を身につければよいのか?」という疑問に答えを出してみたいと思います。

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