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現在のドル円相場分析:サポートラインとフィボナッチで見る今後の展開【2025/2/7_2】

2025年2月7日現在、ドル円相場は151.19円付近で推移しています。以下では、日足および週足チャートを基に現在の相場を分析し、今後の展開を考察します。

2025/2/7 本日第1弾「現在のドル円相場分析」


1. 日足チャートの分析

日足チャート

日足チャートでは以下のポイントが確認できます:

  • フィボナッチリトレースメント

    • 高値(161.90円)から安値(139.57円)に対してフィボナッチリトレースメントが引かれており、現在の価格は50%ライン(150.78円)付近に位置しています。

    • 次の注目ポイントは38.2%ライン(148.13円)であり、これが次のサポートゾーンとなる可能性があります。

  • サポートとレジスタンス

    • レジスタンスゾーン:153.39円(61.8%ライン)付近が強いレジスタンスとして機能しています。

    • サポートゾーン:150.78円および148.13円付近が重要なサポートとして意識されています。

  • トレンドライン

    • 日足では下降トレンドラインが引かれており、価格は依然としてこのトレンドラインの下で推移しています。

これらの要素から、短期的には150.78円のサポートエリアで反発するかが焦点となります。


2. 週足チャートの分析

週足チャート

週足チャートでは、より長期的な視点で以下のポイントが見て取れます:

  • フィボナッチリトレースメント

    • 高値(161.90円)から安値(139.57円)までのフィボナッチリトレースメントを基に、現在の価格が50%ラインを試す展開が続いています。

  • サポートとレジスタンス

    • 主要レジスタンスゾーン:153.39円–154.00円付近。

    • 主要サポートゾーン:150.78円付近(50%ライン)および148.13円付近(38.2%ライン)。

  • トレンドライン

    • 下降トレンドラインが継続中であり、価格がこのラインを上抜けるには大きな買い圧力が必要です。

これらを踏まえると、週足では150.78円付近を維持できるかが重要な分岐点です。


3. 損切りの議論と「損切りしない戦略」

最近のブログ記事「FXは損切りするから負ける」で述べたように、「損切りは本当にすべての場面で正解なのでしょうか?」が注目されています。

  • 損切りをしない理由:

    • 損切りを入れないほうが、過去10年間のバックテストで成績が良かった。

    • 検証ではSL10、SL100、SL200、SLなし(ロスカットしない)で比較した結果、損切りなしが優位性を示しました。

  • バックテスト結果の公開:

    • スプレッド分の損失が抑えられ、勝率が向上することがユーロドルでの検証で確認されました。

    • 今後、ドル円など別の通貨ペアでも「FXは損切りするから負ける」を検証し、フォロワーの皆様に結果を共有していきます!

ぜひ今後の検証にご期待ください!


4. トレード戦略の提案:2つのアプローチ

ロスカットする場合のトレード提案

  • 資金管理方法:

    • ロスカットラインは「口座残高の1–2%」を推奨。

    • 例)10万円の口座では、1回の損失を1000–2000円に抑える。

  • エントリーポイントと損切りライン:

    • エントリー:150.78円–151.00円付近で反発を確認。

    • 損切り:149.50円以下。

    • 利益目標:153.39円–154.00円付近。

損切りしない場合のトレード提案(ナンピン・両建て戦略)

  • ナンピン戦略:

    • 資金を分割し、150.78円付近で追加ポジションを取る。

    • 平均取得価格を下げることで、次の反発時に利益を出しやすくする。

  • 両建て戦略:

    • 重要ライン(例:150.78円)が割れた場合、次のサポートライン(148.13円付近)まで両建てを活用。

    • 値幅の損失をカバーしつつ、反発時に両建てを解除する。


5. レジスタンスラインとサポートラインのまとめ

レジスタンスライン

  • 153.39円(61.8%ライン)

  • 154.00円(主要レジスタンスゾーン)

サポートライン

  • 150.78円(50%ライン)

  • 148.13円(38.2%ライン)


6. まとめ

現在のドル円相場は、短期的には重要なサポートゾーン(150.78円付近)を試す展開となっています。ロスカットを活用する場合と、ナンピン・両建てを活用する場合、それぞれの戦略を適切に選択し、リスク管理を徹底することが重要です。

相場の動向を注視しながら、柔軟な対応を心がけましょう。

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以下の記事も参考に、初心者向けのガイドやデモトレードについて理解を深めてください。

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