テラミスティカ:革新の時代 勢力タイルレビュー 幻術師
勢力タイルレビューもようやく8回目。当初は最強と言われたこの勢力。
ゲーム開始時、幻術師は医学分野で2レベル進みます。
パワーアクションを実行するたびに、幻術師は1パワーの値引きを得て(アクションが必要とするより1少ないパワー駒をパワートレイIに移動させます)、追加の3点(5人ゲームでは4点)を得ます。
以前も触れましたが、当初(今でも一部では)強すぎるとか使用禁止にすべきとか言われておりました。
実際、とりあえず取れるパワーアクションのなかから今欲しいやつを順々に取っていけばそれなりに点数がとれるため基本的に能力上位であることは確かです。
とはいえ、パワーアクション頼りのプレイをしているといくつかの問題にぶちあたり、いうほど簡単には勝たせてもらえません。
まず1つ、パワーアクションを取ること自体はリソース的には得なのですが、パワーアクションの取得自体で手番を1回消費してしまうため、その他のアクション(特に、土地の変換や学者の派遣)が後手後手になりがちです。このため、せっかく手に入れたリソースを有効活用する前においしい場所を取られてしまい、エリア得点や科学ディスプレイからの得点が得られないということになってしまいがちです。ですので、あまりパワーアクションに拘り過ぎず、急ぎではないパワーアクションは見逃すことも大事です。
2つ目、手番が後手になることと関連しますが、ラウンド得点タイルによってそのラウンドに人気のパワーアクションがあるという点。例えば、前のラウンドの終了時ボーナスが道具であれば、当然7cパワーアクションやスコップのパワーアクションが人気になります。手番が後手ということは当然これらのパワーアクションは先に取られてしまい、自分は泣く泣く1pw→1cのフリーアクション・・・ということになりがちです。そうならないように、能力タイルや革新タイルで収入を調整したり、タイミングを見計らって都市タイルで足りないリソースを補っていけるようにしておきましょう。
3つ目、他のプレイヤーにパワー取得を警戒されて隣接が取れない場合があります。特に序盤でパワーが貰えるか、隣接ありでギルドを建設できるかで立ち上がりが楽になるか決まるため、できるだけ隣接を取りに行きたいです。初期配置で隣接を避けられた場合、初手でスコップパワーアクションを強引に取ってでも隣接を取りに行きましょう。
他の勢力を使っている場合は、幻術師を倒せるかどうかが上級者への入り口な感じありますので、幻術師でどうやって勝つかよりも、どうやって幻術師に勝つか?を考える方が楽しい勢力かもしれません。
(一応、有料記事部分を作っておきますが何も書いていません。よろしければ投げ銭いただけると私がゲーム中に飲む麦茶代になります。)
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