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第74回 朝日杯FS 2022

ども‼
馬ザンマイっス(`・ω・´)

・馬場状態

土曜日の馬場を確認したところ、偏ったバイアスは感じられず。先週同様内前有利で、距離ロスが少ない馬から狙いたいところ。

・展開と予想

前走先行馬(4角3番手以内)は、7頭で占有率は40%ちょい。先週の阪神JF同様やや速いペースになりそう。※近3年は連続で前傾ラップとなっているので、今年もその傾向が続きそう。となれば、狙うのは先行馬の後ろに位置がとれそうな馬。

・全頭診断

①キョウエイブリッサ
新馬戦はダート1400mでデビューし初勝利、しかしレースレベル・時計共に平凡。前走の自己条件戦で芝に挑戦し僅差の3着。レベルの低かった京王杯2歳Sと同等くらいの時計ではあるが…。

②ドルチェモア
新馬戦は札幌芝1500mで見事な逃げ切り勝ち。前走のサウジアラビアRCでは、大逃げをうったグラニットの離れた2番手で追走。展開は向いたものの、1.33.4の好時計で快勝。東京芝1600mの実績はとても重要で、先週の阪神JFの勝ち馬リバティハイツもシンリョクカも東京芝1600mでの連対実績(上がりも上位)がありました。内枠の偶数枠も引けましたし、ここで下手な競馬は出来ない。△評価…先行勢で残れそうな一頭。

③オールパルフェ
新馬戦はノッキングポイントに差され惜しくも2着。しかし、次走であっさりと未勝利戦を勝ち上がると、続くデイリー杯2歳Sでも見事な逃げ切り勝ちで重賞初制覇。3戦連続で逃げているし、内枠発走のここでもきっと主張してくるはず。⑧グラニットとの主導権争いは見物だろう。

④ドンデンガエシ
新馬戦は東京芝1400mで僅差の4着。未勝利戦は100m延長し札幌芝1500mを先行策で勝ち上がり。前走のアスター賞では更に100m延長してくるも、見事な逃げ切り勝ち。しかし、レースレベル・時計共に平凡だ買い要素が内枠の偶数枠だけでは…。

⑤バグラダス
新馬戦は福島ダート1150mで逃げ切り勝ち。次走は初芝&初重賞に挑戦し、0.3差の4着で芝でも及第点の出来。前走は自己条件に戻って東京芝1400mで見事な差し切り勝ち。走破時計の1.20.8は、京王杯2歳S勝ちのオオバンブルマイより0.1速く、同舞台では2歳最速である。△評価…先行勢の後ろの4~5番手に付けられそう。距離ロスを抑えられそう。

⑥ミシェラドラータ
既に7Rを消化しており、さすがにもうお釣りはなさそう。上積みも見込めないし、厳しいと言わざるを得ない。

⑦オオバンブルマイ
新馬戦は中京芝1400mで先行して勝利。前走の京王杯2歳Sでは、10番人気という低評価を覆し、見事に重賞初制覇と無傷の2連勝でここまで駒を進めてきた。新馬戦はパッとしなかったが、前走では直線で進路がなく追い出しが遅れる不利があった中で、キッチリと差し切った点は評価されていい。また、今回はルメール騎手に乗り替わりという点も心強い。△評価…先行勢の後ろの4~5番手に付けられそう。距離ロスを抑えられそう。

⑧グラニット
新馬戦は東京芝1600mを先行して僅差の3着。次走は福島芝1800mで逃げ切り勝ちで未勝利脱出。新潟2歳Sは差し有利馬場とコース形態が災いし0.5差の6着。しかし、前走のサウジアラビアRCでは前半1000m57.8というハイペースで逃げながらも、ドルチェモアと0.2差の2着と粘走。走破時計の1.33.6も優秀だし、展開さえ向けば大掛けがあってもおかしくない。また、松山騎手への乗り替わりもポイントの1つだろう。△評価…先行勢で残れそうな一頭。

⑨ニシノベストワン
前走でようやく未勝利を勝ったばかりで、その勝った未勝利戦のレースレベルも走破時計も平凡。G1どころか、重賞ですら通用しなさそう。

⑩ウメムスビ
ここまで芝1200mで5戦し2勝しているものの、朝日杯FS過去10年のデータで芝1200mからの距離延長馬は、0-0-0-7で複勝率0%という厳しい結果に…。

⑪ティニア
新馬戦は中京芝1400mで差し切り勝ち。続く、1勝クラスの東京芝1400mでは上がり最速でバグラダスを追い込むも0.1届かずの2着。Frankel産駒は2020年のグレナディアガーズと同じ。グレナディアガーズは、未勝利戦で阪神芝1400mを1.20.4という好時計で勝ってからの参戦だった。ティニアの持ち時計は、前走の東京芝1400mで記録した1.20.9。やや物足りないか。

⑫ダノンタッチダウン
新馬戦は中京芝1600m、一頭だけ次元の違う末脚で見事な差し切り勝ち。前走のデイリー杯2歳Sでは、前残りの展開の中またもや大外ぶん回しで追い込み0.1差の2着。これだけ見るとかなり有力に見えてしまうが、この週の阪神芝は外差し有利馬場であった。多少は割り引いて考えた方がいいだろう。

⑬スズカダブル
新馬戦は中京芝1600mで強いダイヤモンドハンズには差されたものの0.2差の2着。続く、未勝利戦は東京芝1600mを先行して抜け出し楽勝。その後は1800mを2戦するもどちらも僅差で惜敗している。しかし、今回距離短縮で得意距離に戻ってくる点は大きい。※ダイヤモンドハンズは、後の札幌2歳Sで牝馬でもトップレベルのドゥーラ・ドゥアイズと差のない競馬をしている。☆評価…本音を言うともっと内の枠が欲しかったが、オッズを考慮すると押さえない訳にはいかない。

⑭レイベリング
新馬戦は東京芝1600mで驚異の上がり3F33.1を計時。過去の名馬と比べるなら、カレンブーケドールやサリオスレベル。同世代では、牝馬のモリアーナなども記録しているが牡馬ではこの馬のみとなっている。最後は流せるぐらい余裕があったので、(今年のレベルが低そうな牡馬たちの中では)抜けている可能性まであると見ている。◎評価…まとめて倒せるとしたらこの馬しかいないと思う。

⑮フロムダスク
新馬戦は、小倉芝1200mを逃げて、しかも上がり最速で逃げ切り勝ち。次走のカンナSでは出遅れが響いたのかシンガリ負け。前走の京王杯2歳Sではまたもや逃げの手で2着確保。逃げて自分のペースで走れるならと思っていたが…。この枠からでは距離ロスは免れないし、内の先行勢に前に行かれてしまう可能性も高く…。

⑯コーパスクリスティ
新馬戦は新潟芝1400mを先行して勝ち名乗り。前走は少頭数の秋明菊賞。スタートで出遅れて終始後方からの競馬になってしまったが、直線だけでぶっこ抜き、ここまで2戦2勝の無敗。しかし、この馬で特筆したいものは兎にも角にも馬体の美しさである!2歳馬とは思えないほど美しく、朝日杯FSが『来年のクラシックで活躍する馬を当てるレース』ではなく、『現在の完成度の高い馬を当てるレース』である以上、この馬は外す訳にはいかない。○評価…距離延長もこなせそうだし、外枠以外では買い要素しかない。

⑰エンファサイズ
この馬もレイベリング同様新馬戦を勝ち上がったばかりだが、レイベリングほどのインパクトはなく…。新馬戦としてはいい時計だし、悪い馬ではないと思うのだが、ここでどうにかなるレベルではないと思われる。

皆様の週末が幸多きものとなりますように…。

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馬ザンマイ~笑う角には穴来たる~
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