風、スローダウンの紳助激ギレシーン文字起こし
1991年、島田紳助監督の映画「風、スローダウン」。
青春バイクレースの映画ということで、撮影には危険なスタントシーンもあったようですが、前のシーンに貼ってあったステッカーなどがスタント用のバイクには貼ってなく、またそのスタントをやり直すことに。
そもそも映画の監督は初めてで、映画業界のスタッフの態度に思うところあったようで、紳助監督の怒りが爆発したようです。その部分が大好きなので文字起こししてみました。
「エルフもないやん。どこが一緒やねん、お前らええ加減やの!ええ?」(バイクをメガホンで殴りつけ、放り投げる)
「影にこだわんの、マイク出たちょっとした影にこだわんのに、こうやって見えるとこにはこだわらんのか、お前ら!」(バイクを蹴り飛ばす)
「何が映画やねん、大層な。ちょっと影出て文句言うわ、音が、車の音が気になるわ、そんなこと気になんねんやったら、こんなとこもっと気にはずや。どこ見てんねんな、こんなもん、どこ見てはんの」(バイクをメガホンで叩きながら)
「ライダーズ・クラブも書いてあったやん。ここにもステッカーないやないか。」(バイクをメガホンで叩きながら)
「ようこんなもん、よう気にならんと、映画やってはんな、ほんま。気になる気になるってちょっとのこと気になるのに。全然ちゃうやないか。どこが今同じの貼ってあんねんな。よう言うたな、そこで。同じように貼ったって言うたで。形の違うもん以外。タンクのどこの形が違うねんな!」(バイクをメガホンで叩きながら)
「これ貼ってあるのこれ、なあ。おい、次転倒な、あの、マット引いてやれ。マット引いて。で、ゆっくりこけさせ。怪我したらアホらしいでそんなん。ゆっくりやろ、お、マット引いてな」
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