ローガン・ポールvsコーヒージラ訴訟
青木ヶ原樹海で死体を撮影したり、メイウェザーとボクシング対決をしたり何かとお騒がせな有名YouTuberのローガン・ポールが、同じくYouTuberで仮想通貨の詐欺などを成敗するコンテンツを上げるコーヒージラを今年の6月に提訴している。
<訴状概要>
テキサス西部地区連邦裁判所サンアントニオ支部
原告:ローガン・ポール プエルトリコ在住
被告:スティーブン・フィンダイセン(コーヒージラ) テキサス在住
第一の請求救済 Xのポストによる名誉棄損の損害賠償
第二・第三の請求救済 YouTubeの投稿による名誉棄損の損害賠償
請求金額:7,5000ドル(1,000万円)以上+懲罰的損害賠償金
CryptoZooというPlay to earnのNFTゲームを巡る名誉棄損裁判だ。CryptoZooは開発者の一人がトークンを売り抜ける一方で、ゲーム開発はとん挫した。ただ、広告塔だったローガン・ポール自体はトークンを手放してはいないらしい。コーヒージラは仮想通貨詐欺師を叩くコンテンツを生業にしているため、何とか大物であるローガン・ポールの仕業と結びつけるため、複数のYouTubeをアップしたり、Xのツイートをしたりして疑惑を追及した。その点で、名誉を棄損されたとローガン・ポールが提訴に踏み切ったようだ。
米国の訴状は今後のディスカバリーのため、長々と無駄なことが書いてあり、長ったらしい。
<用語>
libel per se(リベル・パー・セ)・・・発言がその内容によってすぐに名誉毀損と認識されるもの