トランプの仮想通貨プロジェクト「ワールド・リバティ・フィナンシャル」と背後の人物
9月16日に正式発表予定のトランプ及び、トランプ一族が関わる分散型金融(DeFi)のプロジェクト「ワールド・リバティ・フィナンシャル」について、背後にいる人物をブルームバーグが報じていた。
39歳のチェイス・ヘロなる人物で、自らを「ネットの嫌われ者」と呼んでいるという。マリファナ売買の犯罪歴があり、大麻、コロンクレンズ、稼ぐ方法などの商材でのアフィリエイター出身。SNSにはプライベートジェットや高級車での移動などを上げているそうだ。日本にもよくいるが、こういうのはアメリカ発なんだろう。
仮想通貨業界では無名で、一応「Dough Finance」という分散型金融プロトコルに関わっていたが、鳴かず飛ばすだった。青木ヶ原樹海で死体を映したことで有名なYouTuberのローガン・ポールのポッドキャストに出演し、二人で「OMI」という仮想通貨を褒めていたが、その後96%下落したという。
「ワールド・リバティ・フィナンシャル」は、分散型金融プラットフォームで恐らく仮想通貨の貸借が中心になるようだ。トランプの子供たちが責任ある地位を占めているが、トランプ一族とは所有や管理は切り離されているらしい。ただ儲けは手にするとのことだが。
まあ、トランプ自身は昔からトランプ大学やらなにやらこういう怪しげなことに手を染めたり、怪しげな人物が周りにいるのは昔からだろう。普通のアメリカ人なら何となく知っており、こういうところも含めて辟易としているかもしれない。