迎先生に緊急インタビュー!
FQ迎夏生画集を出される迎先生。
「ここ旅」では、「迎夏生の発掘品倉庫」というエッセイを連載してくださいます。
というわけで、緊急インタビュー!!
どんな子ども時代だったのか、絵を描くキッカケなど、わたしも知らなかったお話が飛び出して、とても興味深かったです。
【深沢】迎夏生というのは、ペンネームですか?
【迎】半分ペンネームです。迎は本名で夏生は作りました。
【深沢】夏生はどうしてですか?
【迎】夏生まれだから!それから生という字はいろいろな読み方ができることを知ってこれで『なつみ』っていいんじゃないかな~と。
【深沢】男の人でも通用しますよね?間違えられたりしませんか?
【迎】
どちらかといえば『なつき』って読まれます。そういう芸能人の方が有名なので。
【深沢】なるほど! ところで、小さい頃はどんなお子さんでした?勉強やスポーツは好きでしたか?
【迎】勉強はわりと好きでスポーツは好きではなかったです。幼稚園の頃からお絵かき大好きっ子。
外で遊ぶのも好きで秘密基地作ったり、ザリガニ釣ったり、花輪作ったり、ひたすら遠くに自転車で走ったりしてました。内も外も好き♪
【深沢】お絵かきはどんなの描いてたんですか?
【迎】小学校で描く授業やお絵かき教室の課題出されるのは苦手で……実際に起きたことを描くのがそんなに楽しくなくて、想像で描くほうが好きでした。
小学生の時お絵かき教室に通っていたんですが、そこはあんまりおもしろくなくて、親が別の絵画教室を探してくれたんですが、ここで開花しました!
【深沢】おおお! 何が違ったんですか?先生?
【迎】先生が美大卒業したての画家と版画家のご夫婦で、ロングヘアのビートルズ好きの今までに会ったことのない年代の人だったんです。
【深沢】すごおい!子どもにとっては目が点、目がまんまるですね!
【迎】ここではわりと好きに描かせてくれました。アトリエの壁に絵を描かせてくれたり。ここでアクリル絵の具と出会いました。先生はアクリル絵の具を使う画家だったんです。
【深沢】それはすごい刺激的ですね!
【迎】コーヒーも初めてここで飲ませてもらいました。
【深沢】かわいい! それは何年生くらいのことですか?
【迎】小学4年生から高校2年生まで通ったので相性がよかったんだと思います。
高校生から油絵も習いました。
【深沢】その先生たちとの出会いが、今の迎夏生を作ったといってもいいですね!
【迎】今でも小学生の頃のスケッチブックあるんですけど、もうやりたい放題にカラフルなんです。
私、色を使うのが好きで、クリスマスにはレインボーカラーのツリーを作ったの覚えてます。
【深沢】それはぜひ見たいですねー!
【迎】興味あればスケッチブックも発掘しましょう(笑)
【深沢】おー、それはぜひお願いします!
というわけで、「迎夏生の発掘品倉庫」ですけど・・どんな内容になっていくんですか?
【迎】 31年分の地層からですね…こつこつと掘っていくとパステルとか出てくるんですよ。それをほうほうこんなものが!と解説する……
↑(こういうのらしいです)
【深沢】 うわぁ、すごい!ファンにとってはお宝の山ですね。
【迎】 捨てないでよかった。
【深沢】 ほんとにー!!
【迎】 カラーイラストは画集に収納されるので、普通は公開しない下描きなどを倉庫でひっそりとお見せしたいと思います。
【深沢】 わーい!!
ではでは、今日はこれくらいにして。また続きを聞かせてくださいね!次は漫画家としての迎夏生について聞きたいです! ありがとうございましたー!!