みやびさんのTRPG講座②
「JB3世にシナリオの作り方を聞いてみた」
『新たなるコボルトの悩み』
そろそろ夕食の時間である。
だが今日もなぜかコボルトが呼びにこない。
まったくあいつは何をしているのか。
「うーん、んんん……んー!」
わしの思ったとおり、番頭コボルトは文机の前で唸っておった。
「なあ、おい」
「うーん……! はっ! JBさま!」
「どうした?」
「も、もう、頭の中が空っぽです! なにも思いつきません!」
「そうか。そしてわしの腹の中も空っぽなのだがな」
「へ?」
小首を傾げると、へたんと耳が揺れた。
それから洞窟の壁にかかったドワーフ製の時計を見る。
よかったらMP補充、よろしくおねがいします。無理のない範囲で!! そのMPで次の執筆がんばります。