子どもを一人の人間として接するとは?中学生の場合④
附属中学校はSSHの指定を受けています。
SSHとは、super science high schoolの略です。
では、SSHの具体的な活動は、部活とは別に、課外活動の一環として、数学、物理、化学、生物の活動に分かれて自由に登録して参加、研究をしています。
研究は中学生と高校生が一緒にやっているのでかなりハイレベルです。
その中で週に一回はディスカッションが行われ、それぞれの研究の進捗状況やアドバイスをもらったりしています。
えっ??これって大学の研究室と同じ感じですよね❓️
私がここでポイントだと思うことは、たとえ中学生の研究でも、高校生も真剣にアドバイスしてくれるし、先生も環境を整えて下さるということです。
例えば、その研究が他の大学の研究室でされていることに近ければ、先生がその大学の研究室とコンタクトを取ってくださることもあります。企業の場合でも同様です。
決して、中学生の研究だからと手を抜かないことが素晴らしいと思います。
そして、6年間の中で、文部科学賞を取る生徒も多く輩出しています。
研究なので成果が出るかどうかも分からない、でも決して諦めない、そして長期的に物事を見つめることを勉強しているような気がします。
中学生と高校生の壁がないので、探究し続けるとどんどん高度なことが出来ることも魅力ですね。