読書の日記(4/8-14)
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4月8日(月)
サッカーの記事を読んでいたらコメント欄で「マン∪」という表記を見かけ、なんだこれと思ってコピーして検索したら和集合だった。たしかに「U」を変換していくと出てはきますがアルファベットより和集合が先に出る変換ってなんなの、と震撼したのが午前で昼になるとうどんを食べて午後も午前中同様に真面目に働いて一日中家にいた。小林さんのことを思い、特別に親しいわけではなかったけれど、僕にとって仲間だったんだなと思う。
夜になって遊ちゃんが買い物に行くというので僕も一緒に行って鶏肉やチョコレート等を買い、夕飯はホワイトアスパラガスのリゾットと鶏肉キャベツ人参小松菜のオーブン焼き。ぼんやりとアーセナルとブライトンの試合を見ながら食べた。
寝る前は『2666』。ブービス夫人の再登場!
「ベンノ・フォン・アルチンボルディさん?」と彼女は尋ねた。
アルチンボルディは頷いた。何秒かのあいだ、男爵令嬢は何も言わず、彼の顔をしげしげと眺めた。
「わたし、疲れているの」と彼女は言った。「少し散歩するのはいかが? よろしければコーヒーでも」
「いいですね」とアルチンボルディは言った。
建物の薄暗い階段を下りながら、男爵令嬢は気軽な口調で、あなたが誰だか分かったわ、あなたもわたしが誰だか分かったでしょうね、と言った。
「すぐに分かりましたよ、お嬢さま」とアルチンボルディは言った。
「ずいぶん昔のことよね」とフォン・ツンペ男爵令嬢は言った。「わたしは変わったわ」
ロベルト・ボラーニョ『2666』(野谷文昭、内田兆史、久野量一訳、白水社)p.777
盛り上がるというか、700ページ前に読んだ人がまた出てきて、みたいな感じ、ぐっと来る〜!
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