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読書の日記(11/4-10)

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11月4日(月) 

定期券を買うことができた。その定期券で得意げに改札を通過して乗った電車では『嫌われた監督』を読んで過ごし、スカウトの人の章。ドラフトで落合は即戦力を求めた。循環が悪くなるというスカウトの人の心配はごもっともだ、選手育成と勝利追求のバランスみたいなことについて落合はどういうふうに考えていたのだろう、と思っていると初台に着いた。アイスコーヒーをつくるとやたらおいしく、すごい速さで飲んでしまった。昨日コーヒーを飲みそびれたので欲していたのかもしれない。

やることを考えてからキーマカレーを食べていると岸本さんが来ておかえりなさいだ。無事何千キロだったかを歩き通したそうで健脚だ。西荻窪の再オープンに向け、ここからひと月くらい集中的に入ってもらって研修の予定。なので今日も厳しくいくよ! と張り切っていたら暇で、ここまで暇な日は最近はなかった、という暇な始まりで、うーん、と思いながら過ごしつつ、何かあれば指摘やアドバイスをして過ごした。夕方からやっといくらか動き出し、今日は妙に二人組率が高かった。それもよくわかったうえで来てくれた二人組、という二人組で、こういうのもいいものだった。いいものだったし、助かりもした。
6時で岸本さんが上がり田村くんとで、今日は夜のウィークエンダーがいなかったので僕がそれで、大丈夫になり次第帰るつもりでいたが、なんせ今日は夕方に始まったような感じだったからここからどうなるかとも思ったがさすがにずっといるのも疲れるので、9時くらいには切り上げることに。永井荷風の日記について話してから帰った。

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