読書の日記(9/23-29)
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9月23日(月)
11時まで寝、これで12時間。でもまだ寝、12時まで寝た。まだまだ眠れる、と思いながら起きて出、昨日のような疲れはなかった。よく寝た効果だろう。
1時半という出勤時間は微妙で、10時に行くのや18時に行くのとは感覚がかなり違った。ご飯も難しく、迷っているうちに初台に着き、あと15分あったので2日連続で蕎麦屋さんに入ってかき揚げそばを食べ、それで出勤。今日も忙しそうだったが昨日よりもまた一段モーニング用オペレーションが洗練されたらしく、敷野くんが見事にこなした。
昨日からのうっすらとした暗い気持ちが今日もあり続ける中で交代してあわあわしながら前田さんとひたすらこなし、今日もあっという間に6時。ぴゅーん。なんとか片付けて店じまいし、このあと阿波おどり見物だが、外に出るのが怖いような感じがあった。楽しそうに踊る人たちを想像すると怖かった。僕も楽しまないと、という強迫に晒されるのが怖かった。阿波おどりは僕はとても好きだけど苦手なのかもしれない。楽しそう過ぎて。
6時半前に遊ちゃんがやってきて、昨日は7時からっぽかった阿波おどりは今日は6時半からのようで6時半から大きな音が鳴りだした。少し不安な気持ちで外に出ると楽しげに踊る人たちが行進していた。ビールを買い、待ちながら見、やっぱりかっこいい、いいものだった。ビールを受け取るまでにずいぶん時間がかかり、受け取ると遊ちゃんの発案で2階に上がった。踊り場の窓から見られるのでは、という算段だったがこれがまたよく見えた。知らなかった! さらに思いつき、客席のハイチェアを置いてみたら完璧な閲覧席ができた。同じレベルで見る迫力もいいけれど、高いところから見ると集団の動きがよく見えて、フォーメーションチェンジとかがよくわかってよかった。最高の席を手に入れた。そこを拠点にしてたまにビールや唐揚げを買いに下界に出たりしながら過ごし、見続けた。場所がよかったのか馴染んでいったのか、当初の不安はいつのまにか失せて楽しく見ることができてよかった。鳳連が一番見事だった。おおとり。
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