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読書の日記(6/3-9)
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6月3日(月)
誰からのチェックも受けていない言葉に日々大量に触れる時代を生きているわけだが、よく感じるのは係り受けがうまくできていない文章がとても多い。係り受けができていないというのは今のセンテンスみたいなやつのことで、Yahooニュースのコメント欄とかでたまに「日本語おかしい」みたいな指摘というか揶揄を見ることがあるが、係り受けが不正確なものがそういうふうに指摘されるのは見たことがなく、人はこの不正確な係り受けをわりと許容しているのだろうかと思うと少し不安を感じる。ここの規範は保たれてほしい、という気持ちがあるらしい。僕の言葉に対する規範意識はかなり身勝手で、誤用とされるものを見ても、「これは正しく使いたい」と思うものと、「これはもうこっちでいいでしょ」と思うものがある。
6時過ぎの緊急地震警報で目が覚めてしばらく身構え、場所は富山あたりとのことでまた北陸だ。この警報からそれを待つ時間の怖さ。まともに大きな地震を体験したことのない僕なんかがこうなんだから、北陸の人たちはどんな心地なんだろう、と思う。
そのあとスポーツの記事を見たりしていたら係り受けのことを考え始め、ChatGPTに質問したりしながら過ごし、何かの言葉の意味を調べるために検索したらコトバンクで、少しすると「広告ブロッカーの利用を検出しました」と出た。「広告のブロックはコトバンク利用規約で認められていません。広告ブロッカーを無効にしていただくか、広告なしプランをご購入ください」と続き、いやー、正しいよなあ、と思う。広告ブロックアプリを入れてずいぶん快適になったが、やっぱり後ろめたさが付きまとっている。Appleが広告ブロックアプリを容認する理路はどういうものなのだろうか。そのあともダラダラぬるぬるしていると「8番のりば」というゲームの攻略動画を見たりしていた。ゲームって面白そう。
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