藤園未来

なろうの方で散文を書いていました。 散文よりも短い文章や、思ったことをつらつらと書こうと思っています

藤園未来

なろうの方で散文を書いていました。 散文よりも短い文章や、思ったことをつらつらと書こうと思っています

最近の記事

この休日で映画「アウシュヴィッツレポート」見ました!地元でやっているときに見られなかったのでちょっと遠出しました。ずっと上着を抱きしめながら見ていました。

    • 映画『復讐者』たちみました!映画感想のやり方をずっと悩んでいたのですが、つぶやきだけでいいのでは?と思ったので呟きで報告とします。一か月ぶりに映画館に行ったのでとても充実しました。

      • 映画感想、どうにか続いてます。こんなのでいいのかな?と少し悩みながら書いています。

        • 映画「東京クルド」感想

           休日に、ただ映画を見る為だけに外出するのは数か月ぶりであった。というのも大学に行くついでに、大学に行く前になど、何かと付随していないと行動できないからだ。しかし、スケジュールを鑑みて「東京クルド」は見るために外出しなくてはいけない、と結論づけたのだ。  「東京クルド」はドキュメンタリー映画である。東京に住むクルド人に密着した内容でありながら、あまり音や文字による編集は存在しない。ただありのままに、クルド人の生活を描写している。  お盆に私は東南アジアから留学生としてやって

        • この休日で映画「アウシュヴィッツレポート」見ました!地元でやっているときに見られなかったのでちょっと遠出しました。ずっと上着を抱きしめながら見ていました。

        • 映画『復讐者』たちみました!映画感想のやり方をずっと悩んでいたのですが、つぶやきだけでいいのでは?と思ったので呟きで報告とします。一か月ぶりに映画館に行ったのでとても充実しました。

        • 映画感想、どうにか続いてます。こんなのでいいのかな?と少し悩みながら書いています。

        • 映画「東京クルド」感想

          映画「沈黙のレジスタンス」感想

           よく行く映画館での「ホロコーストの罪人」の鑑賞期間が終わり、本日から「沈黙のレジスタンス」が一週間開かれている。偶然にも行ける時間が出来たため同じ時期を扱っている映画を見てみることにした。  映画の正式な名前は「沈黙のレジスタンス ユダヤ孤児を救った芸術家」。名前の通り、実際にユダヤ孤児の逃亡に際して功績を遺したパントマイマーを題材にした作品となっている。フランスに住んでいるマルセルは俳優を夢見た青年だが、家族からの評価は自分のことしか考えていないダメ息子である。しかしマ

          映画「沈黙のレジスタンス」感想

          自分のインプットをちゃんと文字にしておこうということで映画感想を挙げてみました。あまりこうして映画に関して書くことがないので少しドキドキしています。

          自分のインプットをちゃんと文字にしておこうということで映画感想を挙げてみました。あまりこうして映画に関して書くことがないので少しドキドキしています。

          映画「ホロコーストの罪人」感想

           大学生になってからなにかと私は戦争映画、ナチス映画を映画館で見るようになったが、このコロナ禍で映画館で映画を見るということがなくなってしまっていた。しかし、今月から住んでいる県のまんえん防止対策が解除されたことを受け、感染症対策を十分にしたうえで「ホロコーストの罪人」を見に行くことにした。  舞台はノルウェー、1940-1942年に実際にあったノルウェーに住むユダヤ人たちの話である。この作品の特徴は何といっても舞台がノルウェーである点だろう。ナチス映画というと、ドイツ国内

          映画「ホロコーストの罪人」感想

          文学賞に応募してみた話

           お久しぶりです。今世紀最大級にネガティブを極めている藤園です。  今回はそんな精神最悪な時ではありますが、文学賞に応募してみたのでその話を致します。  今回応募したのは「坊ちゃん文学賞」! SSの文学賞で、4000字以内の作品でジャンル不問となっております。文学賞のサイトを漁っているときにみつけまして、自分に合っているなあと思ったため投稿してみました。  二次創作の世界では1万字前後を目標に書いていたのですが、どうしてもオリジナル作品となると、長すぎるか短すぎるかのどっちつ

          文学賞に応募してみた話

          優しくありたい

           人を傷つけたくない。  文章を読んで、感情が生まれる。音楽を聴いて、胸のあたりがきつく縛られる感覚を覚える。TwitterやLINE、Discordの言葉の一つ一つ。文字の一つ一つに精神が浮ついたり沈んだりする。  自分がそうだから、きっとみんなもそうだなんては言わないけれど、きっと何人かは、同じ人だっているんだろう。  一文字もSNSに言葉を出せなかった。感想が伝えられない。創作できない。その文字が、文章が、物語が誰かを傷つけそうで、きっと、本当に誰かを傷つけるから。

          優しくありたい

          『青い花』を初めて読んでいるのですが、綺麗な文章が続いていて言い知れぬ幸福感が満ちました。授業というのは楽しくもあり、辛くもありますが、無知な己の脳に知識と文章を詰めるのは嫌いじゃないですね。

          『青い花』を初めて読んでいるのですが、綺麗な文章が続いていて言い知れぬ幸福感が満ちました。授業というのは楽しくもあり、辛くもありますが、無知な己の脳に知識と文章を詰めるのは嫌いじゃないですね。

          午後の月 こたつの中

           ほんの少し肌寒い風に肩をすくませる。午前中の、日を背後に歩いた時には汗をかいたというのに、午後になると木々に日が遮られ、すっと空気が冷たくなっている。  寒暖差にか、花粉にか、すこしむずむずとする鼻を抑えながら空を仰ぎ見る。そこには昼の月。銀色の、満月になろうとしている半月があった。  夜に見るのとは随分と雰囲気が違う。夜に見る月の、こちらを照らす月の冷たい、だけど優しさを持った暖色は、日中に見ると随分と冷たさだけをこちらに露わにする。  なんとなしに思うのは、月を抱えて

          午後の月 こたつの中

          夢見る前の夢

           深夜三時の静けさに、遮るような電車の音。  私の家は駅からも、線路からも遠い。電車の音が聞こえるにはあまりにも遠い、そんな場所。街灯の灯りと月の光が眩しくて、少し毛布に顔を突っ込んだ。  そんな折の、電車の音。  カタンカタン、カタンカタン。  鼓膜を揺らす音は脳内に電車の姿を映し出す。心地よささえ感じる音に、ここから数十メートルか、数百メートル先に線路があるような気がしてくる。勿論、そんなことはなく、きっと今目を開けて外を見てしまえば変わらぬ深夜の風景がそこにあるだけな

          夢見る前の夢

          春の枯れ木

           春の、桜や桃、蒲公英の黄色に囲まれて何も咲かない木が一本あった。  葉はなく、花もなく、水気も消えた、枯れ木が一本。  普通に歩いているときは気付かないくらいの、小さな木ではあるけれど、なんだかどうしてか、今日はやけに目立って見えた。  周りを花々に囲まれて、みるだけならば華やかだ。しかし今日は、華やかにも思えない。  寂しいものだ。華やかさに囲まれて枯れているというのは。一人、冬を越えられず、動くことも出来ず、だからと言って姿を消すことも出来ず、華やかさに埋もれて立って

          春の枯れ木

          桜が遊んでいる

          道路一面に桜が散っている。花びら一つ一つが風に巻かれ、渦をつくったかと思えば解散し、また別の花びらと渦を作る。 桜が遊んでいた。 からり、ころりと音を立てているわけでもないが、落ちゆく時の上品さと比べると、どうにも道路に散った桜たちは軽やかに遊んでいるようだった。幼少の娘のように、からり、ころりと笑うように。

          桜が遊んでいる

          新学期が始まりました。院に進みましたが、これからどうなるのか分かりません。この道が正しかったのかさえわかりません。結局社会に出られませんでした。しかしてまあ、得られた二年間で無味無臭の文章を連ねていこうかなと思っています。

          新学期が始まりました。院に進みましたが、これからどうなるのか分かりません。この道が正しかったのかさえわかりません。結局社会に出られませんでした。しかしてまあ、得られた二年間で無味無臭の文章を連ねていこうかなと思っています。

          無味無臭の文字

           文章には作者のアジが出るらしい。  初めてその言葉を聞いたときに思ったのは、「はて、自分の文章にアジは存在するのだろうか」ということだった。所謂「僕、私、生、死だけを使って一文を書く」といったものがTwitterで流行っていたことがある。そうして出来上がった一文に、どこまでアジが……私らしさがあるのだろうか。  自分の思考が他と違うとは思えず、まただからと言って平凡と言うには人生の中で「おかしい」と言われた回数が多く、しかしクリエイティブな人々と比べたらやはり文字に、文章

          無味無臭の文字