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好転を果たすクライアントと、好転を果たせないクライアントの違い
見事に好転を果たすクライアントと、残念ながら好転を果たせないクライアントの割合は、私のサロンを訪れる方で4:96程度です。
クライアントが100人来たら、その中の4人程度が好転を果たしカウンセリングを卒業していく感じです。
今回は私から見た好転を果たすクライアントと、好転を果たせないクライアントの違いを書きます。
私とクライアントの相性云々もありますが、今回はクライアントの性格ベースで書いています。
”やる気のある”クライアント
これから書く変化は、クライアントの未来を決めると言っても過言ではありません。
①目標が確かなものになってくる。
サロンに来た当初は目標(目的)も曖昧で漠然としていることがほとんどですが、カウンセリングを重ねるうちに「○○がやりたい!」と明確な目標(目的)を掲げるようになります。
そして、これも大切なことですが、目標(目的)がブレることがなくなります。
②「何としても変わる!」という強い信念を持つようになる。
これも上と同じでサロンに来た当初は「変われたら、変わりたい」「変われたらいいな〜」という程度の完全な受け身で、”自分の力でどうにかしよう”という気持ちがほとんどありません。
とにかく他力本願です。
しかし、1年2年とカウンセリングの回数が増えるにつれ気持ちが少しずつですが変化してきます。
③自分の口から出た言葉に責任を持てるようになる。
これもカウンセリングを始めた当初は、とにかく返事が適当です。
やりもしないのに「やります」と答えたり、わかっていないのに「わかりました」という答えが返ってきます。
やらない(できない)のであれば素直に「できません」と言ってくれるほうがいいし、わからないのであれば「わかりません」と言ってくれるほうがいいです。
わからないまま進むと、そのクライアントはずっとわからないまま放置してしまい、わかろうと努力することを放棄してしまいますからね。
④”良くない癖”がなくなる。
嫌なことから逃げる。
面倒なことは避ける。
何でも後回しにする。
他人にも自分にも平気で嘘をつく。などなど。
これらはカウンセリングを受けるクライアントのほとんどが持っている”良くない癖”の一例です。
もちろん私にも『これ面倒だから後にしよう』と思うことは度々ありますが、今やっておいたほうが楽で早く終わるということがわかっているので後回しにしません。それに未来は何が起こるかわかりませんからね。
そして4番目に挙げた”他人にも自分にも平気で嘘をつく”は別記事で書きますが、好転を目指すクライアントにとってかなり大きな障壁になります。
こうした良くない癖を多く持つクライアントですが、カウンセリングを重ねることで少しずつ気持ちに変化が現れます。そして、良くない癖が消えていきます。
⑤成功例が少ない。
成功したときの感動や喜びを知らないことがすごく多いです。
幼いときに両親や周りの大人たちから褒められた経験が少ないので、成功することへのこだわりを持っていないクライアントが非常に多いです。
簡単に成功できることから”成功”して、「成功するとこんなにも感動するんだ!」を積み重ねていけばいずれ大きな成功に結びつきます。
最後に
色いろと書いてきましたが、何より大切なことは「もっと幸せになっていいんだ」「わたしは好転していいんだ」と自分を許して(許可して)あげることです。
fuzitoshi