トレーニング記録 - 2024年12月21日
ラットプルダウンで背中を変える三つのコツ
ラットプルダウン。ラット(広背筋)でプルダウン(引き下ろす)するやつですね。背中を主に添えるトレーニングの基本的な動作です。「広背筋が喜ぶポイント」を三段階で解説していきましょう。
1. 準備姿勢をやるかやらないかで、動きが決まる
はじめに「猿の手」をイメージしてバーをグリップします。ここで、肘をグッと前に向ける。これで体はロックされ、自分で自分をしっかり制する姿勢ができます。
2. 背中の機能のキモである「スカプラ」を意識する
「スカプラって何それ? 大乱闘?」と思うかもしれません。これは解剖学で言うと「肩甲骨」のことです。ラットプルダウンでは、このスカプラを必ず後傾させたままにします。これによって広背筋が収縮しやすくなり、ダイレクトに刺激が刺さります。
3. 引きをやるなら「近づける」意識で
準備姿勢とスカプラの位置ができたら、次は引く動作です。だけど、このバーを「引く」のではなく、肘を腰に「近づける」という意識が重要です。
ラットプルダウンは背中を広げるための最高のトレーニングです。しかし、第一歩がずれると、その効果を半減させてしまう可能性もあります。実際に試して、ミチミチの広背筋を目指して、自分なりのコツも見つけてみて下さい!