今話題の「軍艦島」って?TBSドラマ日9で放送中の「海に眠るダイヤモンド」でも話題に
最近、TBSドラマ日9で放送中の「海に眠るダイヤモンド」でも話題になっている「軍艦島(端島・はしま)」ってどんなところなの?について少し紹介できればと思います!
どーも冬太郎です!
だいぶ涼しくなってきて、温泉宿や紅葉スポットに旅行したくなる季節になりましたね🍁🛁
今回から「地方を元気にしたい」ということで、実際に足を運んだ旅先の観光スポットをご紹介したいと思います。
初回は、長崎の観光スポット「軍艦島(端島)」です。
2015年に「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の1つとして世界文化遺産に登録されたこの島は、B'zの「MY LONELY TOWN」のPV撮影でも使われました。当時は高校生だった私もPVの映像を見て、「日本にこんな廃墟が存在するのか!?」と衝撃を受けたのを覚えいています。
そこから15年越しでやっと足を運ぶことができました。
軍艦島のちょっとした歴史
そもそも軍艦島とは、1810年の江戸時代後期から歴史が始まりました。
漁師が岩礁に露出した石炭を発見したことをきっかけに、石炭を掘り出す鉱山として盛んになりました。本格的に採掘が開始したのは、1891年に三菱社が島を買収してからだそうです。
その後、エネルギーが主に石炭から石油へ変わっていったことから、1974年に閉山となり、人々も島から出ていくことになりました。
勝手に昔の話しだとばかり思っていましたが、意外と50年くらい前の話しみたいです(汗)
しかし、人が住まないとこんなにもボロボロになってしまうんですね。。
軍艦島までの道のり
閉山後は無人島となっていましたが、2015年に世界文化遺産へ登録されたことを皮切りに2018年から正式に一般の方も上陸できるようになり、軍艦島上陸ツアーなどができました。
軍艦島は長崎港から船で約18km離れたところにあり、およそ40分で到着します。観光クルージングで島まで行くことができますが、波が強いときは島に上陸することができないため、あなたの運次第になります。。
その上陸率はなんと60%程度とのこと。
上陸には長崎市が定める安全基準があります。
船で島の近くまで船で行きますが、上陸できるかは長崎市の公式判断を受けてからになります。私が訪れたときは幸いにも大丈夫でしたが、前日は強風で島に上陸できなかったようです。。運が試されますね!
いざ軍艦島へ上陸!
そして上陸すると思ったより島が狭いことに驚きました。。
広さは約6ヘクタールで東京ドームの約1.3個分だそうですが、実際は当時のマンションが所狭しと佇んでいるので、かなり狭く感じられました。
島を探索してみると、当時の建物は骨格がしっかり残っているものの、ボロボロに朽ちているものがほとんどでした。。
それもそのはず、台風の時は、波が島の片方から建物の頭上を越えてもう片方まで行くことがあるみたいです。建物が海水に飲み込まれているんですね、、
そのためなのか、当時日本で初めて鉄筋コンクリートのマンションが造られたのもこの島だったようです。
そして、「海に眠るダイヤモンド」のドラマだと軍艦島出身だとバカにされるようなシーンもありましたが、実際はかなり裕福な生活をおくっていたそうです。
その証拠に、テレビの普及率はなんと全国でTOPクラス!
当時の全国普及率が10%だったのに対し、軍艦島ではほぼ100%だったようです。
さらに最盛期の1960年台には島に5,200人が住んでいて、世界一の人口密度だったようです。それだけ炭鉱業が儲かっていたため、人々が裕福な生活を求めて移住していたのかもしれませんね。
最後に
最後にはなりますが、軍艦島は今も進行形で劣化が進んでいて、数年後・数十年後には今の姿が残っていない可能性もあります。市が修復作業などを全力で進めてはいるそうですが、全てがそのまま残るということはないと思います。なのでぜひ興味がある方は、今の形があるうちに足を運んでみてはいかがでしょうか!
今回は軍艦島をご紹介させていただきました。
今後も、地方の観光スポットや隠れた名店を紹介することで、陰ながら地方を元気づけられればと思っています。
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記事中で使っている写真の一部は私がSony α7IIIで撮影したものになります。もしよろしければ作例の参考にしてみてください。