水煮さんの創作占いレポ~ねっとり感強めの字書き編~
みなさん、こんにちは! 冬島六花です。こちらの記事では、先日「水煮さん」に鑑定していただいた内容をレポしたいと思います。
TL(ティーンズラブ)小説ジャンルで六年ほど活動してきて、楽しみつつも、今後の方向性に迷っていた私。
そんなときにXのタイムラインで見かけたのが、占星術と創作物を組み合わせて占ってくださる、水煮さんの占いレポです。
水煮さんについてはこちら。
水煮さんは大変人気のある方で、鑑定枠も抽選と時価が選べるのですが、私は早く鑑定していただきたかったので、思い切って時価枠で申し込みました。
そして占いレポ、私も備忘録を兼ねて書いてみます!
ちなみに鑑定方法はDiscordチャットにしました。途中で家族に話しかけられたら恥ずかしいから……というのが選択した理由でしたが、ログを見ながら進めるため話が逸れることが少なく、終わってからも簡単に確認できるので便利でした。
◆冬島の自己紹介
冬島の自己紹介として、noteの自己紹介記事と、JUGEMブログ(デビュー当時から更新しているもの)のリンクをお送りし、簡単なまとめもつけました。
◆noteの自己紹介記事
https://note.com/fuyushima/n/ncd35964b2972
簡単にまとめますと、私は【濃厚エロスに王道ピュアラブを添えて】をテーマに、作中の官能表現にこだわったティーンズラブ・官能小説を書いている者です。ティーンズラブジャンルはどちらかといえば少女小説や女性向けウェブ小説ジャンルで投稿されていた作家様が多い印象ですが、私は成人向けジャンルへの興味から執筆を始め、ティーンズラブジャンルに居場所を見つけたというタイプです。そのため、官能描写のアイデアはたくさんあり筆が進む反面、女性向けに必須の魅力的なキャラクター作りや、ウェブ小説に求められる、緩急のあるワクワクするストーリー展開がやや不得手だと認識しています。
◆資料とした作品
水煮さんはホロスコープと作品を見た上で鑑定してくださるのが人気の秘密です!
私はファンタジーTL、現代TL、ノンフィクション風官能……と、テイストが重ならない作品を複数提示しました。ファイルをメール送付した短編以外は、電子書店様からの試し読み部分でお願いしました。
◆質問内容
質問は以下の4つにしました。実際のメールの文面はもっと長くて赤裸々なものですが、公表できる程度にオブラートに包んでリライトしてみました。どれも以前から誰かに相談したかった内容なので、こういった機会に恵まれて幸せです!
向いている作品、テーマ、方向性について
占星術的観点と現在の作風から見て、私に向いている作品はどのようなものでしょうか?
現在、商業デビューから6年、主にティーンズラブを執筆しており、今後もこのジャンルで活動を続け、官能ジャンルにも手を伸ばしたいと考えています。向いているテーマ、作品に新しい視点や要素を取り入れるコツ、または私が目指すべき、現在とは異なる方向性などがありましたらご教示ください。創作プロセスについて
私は他人の評価に敏感で、特にネガティブな意見に振り回される傾向が強いです。また、兼業のため完成に時間がかかり、発表ペースとしては寡作です。焦ってしまう時の気持ちの持ちよう、心構えにつき、占星術的観点からアドバイスをいただけますと幸いです。SNSの活用と自己表現の方法について
私はもともとSNSで自分を表現するのが苦手なのですが、最近は毎日「朝の挨拶」を兼ねて近況を投稿し、作品PRのために動画を作って発表するなどの工夫をしています。しかし、効果は限定的なため、SNS運用の方向性に悩んでいます。占星術的観点から見て、私はどのようにSNSを活用し、自分の作品や思いを効果的に発信していけばよいでしょうか。潜在的な読者様とのつながりを深める機会について、ご教示いただけましたら幸いです。今後の創作運と、よりよい未来を掴むための立ち回り方について
これからの数年間、私の星回りは創作活動にどのような影響を与えるでしょうか。チャンスや困難が予想される時期、それらへの対処法や立ち回り方をお聞かせください。今後も成人向け小説への愛と自分の個性を大切にしつつ、ウェブ小説ジャンルのトレンド分析で出会った新しい創作スタイルにも挑戦していきたいと考えております。そのためのアドバイスがあれば、ぜひお願い致します。
さてさて、鑑定時に私からお願いした内容は以上です。
何回かメールをやりとりし、Discordでフレンドになり、いよいよ鑑定当日を迎えました。
以下は水煮さんと私の、当日のやりとりです。話の途中を端折ったり、頻出語は削ったり(特に私はことあるごとに「なるほど!」を連発していました)、話の流れが分かりやすいよう、整理したりしています。
が、鑑定の雰囲気は伝わるかと思います。
それでは、鑑定スタートです!
◆人生のテーマ:自分にとって必要十分な豊かさを着実に得て、堪能すること
(水煮さんの占い恒例「人生のテーマ」です。私もとっても楽しみにしていました)
水煮さん:冬島さんの場合は……「自分にとって必要十分な豊かさを着実に得て、堪能すること」"必要十分"とか"着実"とか、現実的な単語が混ぜたほうがぜったいにいいだろうな~! という星回りになっています。得たものを堪能するための余裕が必要不可欠だからです。
冬島:現実的な単語! そうなのですね。余裕……耳の痛い話です。
水煮さん:ぎゅうぎゅうに予定を詰め込んだり、なにかを得よう/なにかになろうとして今をないがしろにしたりするのは、ちょっと人生の本筋から逸れてしまうな……という側面もあったりします。とにかく"豊かさ"が強調されているんです。
冬島:豊かさが強調されている……? たしかに、今の私自身の悩みともつながる気がします。
水煮さん:豊かさの強調とは「自分の"好き"を味わうこと」「肉体があるゆえの喜び(だいたいは五感を刺激することですね)を享受する」、こうやって「世界を楽しむ(≓豊かであると実感する)」ことが重要……みたいな感じです!
冬島:納得です! お金があっても遊ぶ暇がないと気分がドンヨリします……。お金はそこそこあればいいので、休日はゆっくり好きなことをしたい主義です(身も蓋もない)
水煮さん:お金と余暇のバランス、それです! 『お金はそこそこあればいい』、これも人生のテーマにおける"必要十分"なのでめちゃくちゃいい感じです~!! これを創作に当てはめるのであれば、「好きなシーンの描写をしながら『やっぱこういうの好きだわ~』とうっとりする」「過去の自作を読み返して『この作品がこの世界に存在することに感謝……』としみじみする」あたりになるかな、と。
冬島:なるほど。創作に当てはめるとそんな感じですか! まさに私の創作そのものかも!笑
作品内のページ配分が一定でない、というか、好きなシーンをじっくり長く書きます。ストーリー構成上は必要だけれど、作者的にそれほど重要視していない部分は、わりとあっさりですね。
◆ねっとり感強めの星回り
(ねっとり感? 初耳ワードでしたが、気に入りすぎてタイトルにも使っちゃいました!)
水煮さん:好きなシーンはじっくり、ということによって自然と物語のメリハリも強調されますし、独特のねっとり感(ねっとり感強めの星回りです!)にもつながるので、ここで忖度とか妥協する必要はないですね!
冬島:ねっとり感強めの星回り!!!!笑 なるほどです〜!!
水煮さん:表現(主に文章ですね)は重たく濃密で落ち着いた質感なので、官能小説は正直めちゃくちゃ相性がいいです……! 冬島さんの場合は、ここにアクション要素(動きのある描写)に特化した星回り、そして隠されたものを暴こうという情熱が乗っかってくるので、ジャンルとの相性はばっちりすぎるかな~と。
冬島:そうなのですね! 成人向けジャンルで書き続けたいので、本当に良かったです。
アクション要素等については、ハリウッド脚本術などの本で日々勉強しています。もともとはアクション要素が苦手だと思っているので、脚本術や人気作品などを研究して、こうすれば面白くなるのか、と……。メインプロットは二人の恋愛模様ですが、サブプロットをどう絡ませていくのか……難しいですが、面白くもありますよね。
水煮さん:アクション要素は濡れ場に躍動感を出すことにも使えますので(印象が絵よりも動画っぽくなるといいますか……)、マンネリ化を防いだり、より受け手を夢中にさせる(飽きさせない)ことにも応用できると思います!
冬島:なるほどです! リアル10代の頃はライトノベルより、当時流行っていた新本格ミステリやホラーに夢中だったので、ライトノベルの作法は書き始めてから勉強を始め、日々頑張っています。(それが功を奏しているかは……ですが)
◆屋敷の女主人感。とにかく重い! 濃い!
◆構成<勢い・破壊力の方が大事なタイプ
◆理屈や秩序と、極端さや暴力性
(女主人感? 破壊力? 暴力性? 思いがけないワードが飛び出します!)
水煮さん:文章の質感がラノベ育ちの方とは微妙に違うな……感はありました! 変な言い回しですが、屋敷の女主人感がある、といいますか……。このへんも星回りに出ています。とにかく重い! 濃い! なので。ちなみに、構成よりも勢い・破壊力のほうが大事なタイプかもしれません。基本的には理屈と秩序に重きが置かれているのですが、展開や描写の"良さ"を引き出すには、理不尽さや広義の暴力性(極端さ、といってもいいかもしれません)があるとばっちりなので。
冬島:おお……! とっても参考になります。努力の方向性を「構成」から「勢い・破壊力」に向けてみます。
水煮さん:展開や描写の"良さ"を引き出すには、理不尽さや広義の暴力性(極端さ、といってもいいかもしれません)があるとばっちりなので。
冬島:理不尽さや暴力性、極端さ……。最近は、あえて避けているかもしれません。恐れすぎて、守りに入っているというか。ストーリー構成が教科書的になっている気もしています。これは「読者様に不快な思いをさせたくない」との考えからですが、そういった遠慮は、ときにはマイナスに働くかもしれませんね。ワクワクする物語って、どこかに「極端さ」を秘めているものですから。
◆ストーリー構成について
・骨組みはしっかり作り、重要な箇所は徹底的に描写し、それ以外は勢いで進める
・メインプロットは力強く、サブプロットは分かりやすさを保つ
・要素を絞りつつ、濃く重く、時に苦く辛くエグく表現する
(さすが創作占いで人気の水煮さん! ストーリー構成についてのアドバイスは本当にためになります!)
水煮さん:物語の骨組みはしっかりと作った上で、徹底的に描写したい箇所はしつこいくらい描き込んで、重要度の低い箇所は勢いですっ飛ばして(意外とバレません)、きちんと作った骨組みをめちゃくちゃにするくらいのつもりで肉付けしていくと、破綻せずに(なにせ構成はちゃんとしているので)大暴れできるかな~と。
冬島:す、素晴らしいアドバイスです! とても参考になります!!
◆"いい子"ではない星回り
(自分の中の反抗心をくすぐられるというか、すっごく好きなワードです!)
水煮さん:恐れ入ります! 正直、"いい子"ではない星回りな印象なので……。
冬島:物語の組み立て方って、なかなか相談できないので貴重なご意見です! "いい子"ではない星回り……どういうことでしょうか?
水煮さん:構成自体は手堅さ重視でいいと思います! 手堅いからこそ、肉付けで好き放題出来るので。とにかくメインプロットを力強く、サブプロットはわかりづらくならない程度に……がやりやすいかな~と。 "いい子"と呼ぶには「手段を選ばない」傾向が強い星回りなんです。
冬島:「手段を選ばない」が気になりすぎます!笑 わりと頑固な性格だとは言われます。こだわりが強いというか。
◆メインプロットは様式美、サブプロットは"味のバリエーション"。絞った上で濃く重く(ときに)苦く辛くエグく。
(メインプロットとサブプロットのバランスについて、自分の中で整理してみます)
水煮さん:いつもだいたい同じようなメインプロット(ジャンルの様式美、といってもいいかもしれません)、サブプロットは"味のバリエーション"くらいのイメージでしょうか。要素の多さゆえの複雑さよりも、絞った上で濃く重く(ときに)苦く辛くエグく……が向いてますね。ここで「苦く辛くエグく」が出てくるのは、手段を選ばないからです。実際(?)こだわりが強くて頑固な星回りなんです。美学があるんですよね!
冬島:なるほどなるほど!! メインプロット+サブプロット(味のバリエーション)、そして要素の多さゆえの複雑さよりも、絞った上で濃く重く(ときに)苦く辛くエグく……。たしかに読者としてもそういう作品が好きですね!!!!
水煮さん:甘いだけ、優しいだけ、だれも傷つかない世界を、美しいとは感じられない……みたいな感じです。だから"いい子"じゃないし、美を追究するために手段を選ばないんです。みんなに好かれるよりも、一部の人に熱烈に好かれるほうが大事だと思います。
◆原点は江戸川乱歩
(乱歩はいいぞ! 鑑定を機に自分の中で乱歩ブームがやってきました)
冬島:あああああ! それはその通りです!! だから子どもの頃も、児童文学やライトノベルではなく江戸川乱歩等が好きでした。少年探偵団シリーズから入って、ほとんどを読んでいます。
水煮さん:江戸川乱歩、わかります!! 納得しすぎて画面の前で膝を打ってました。別に法律を破る必要はないんですが、なんらかのタブーに触れたほうが、書いていて楽しくて持ち前の良さも出やすいのではないかな~と……。
冬島:小学生の頃、漫画でも本格ミステリ系(金田一少年や名探偵コナン)が流行っていた影響で、小説も乱歩などを読み、中学では京極夏彦先生などの新本格ミステリに移行したクチです。タブーに触れたい思い、とても強いです! なにせ、子ども時代に読んでいた小説、殺人事件が日常茶飯事でしたから!笑
◆死と官能を結びつけるのも向いている
(トレンドとか需要とか関係なく、ものすごく興味がありますね)
水煮さん:たしか月曜夜19時台のアニメですね!!
死と官能を結びつけるのも向いてると思います。ホラー×性的表現もいいですね。ただ、この方向性だとTLジャンルからはズレてしまいそうですが……! あと、だれも傷つけないよう気をつけるよりは、読んで苦しんでほしいという念を込めたほうが、「一部の人」が水面下で「これいいよ!」と広めてくれるので宣伝効果は高いと思います。
冬島:おおお! なるほどです。念を込める!! ダーク寄りの作品はウケないと言われることもありますが、可能な範囲で、挑戦したいですね! 最近は、自分に合わないものを無理して書きすぎていたような気もします。「念」部分が重くても、見せ方で調整することもできますし!
◆SNSは生存報告に
(悩んでいたSNS運用についての水煮さんに聞いてみました)
水煮さん:おそらく、作者ご本人が宣伝をがんばるよりも、強い性癖を持ったひとたちのネットワークに頼るほうが、はるかに効率いいだろうな~と。ダークよりの作品は広くウケない分、狭いところではウケやすいので……。
全年齢向け小説なら作者がバズツイート(作品そんなに関係ない)をすることによって多少読者の開拓ができたりもするみたいですが、女性向けR18はちょっと難しいだろうなと……。
冬島:おおお……! 創作界隈にお詳しい方だからこそのご意見です! そうなんですよね。R18ジャンルは、作者がSNSでバズっても効果は限定的な気もしています。なんとなくそう思っていたのですが、ご意見を伺えて良かったです。SNSは、これまで同様、生存報告的に使うのが良いのかもしれません。
私、好きな作家様が音信不通になってしまうのが辛いんです。作品は発表しなくてもいいから、幸せに生きていてほしいというか……。だから私は、例え作品を発表していない時期でも、生存報告はしたいなと思っています。
水煮さん:おそらく、書いているものがマンネリ化していたのではなく、好みや向いている要素からズレつつあったのが、行き詰まり感の原因ではないかな? と思います。
生存報告、とてもいいです~! なぜなら私もしてほしいからです。宣伝に関しては、ぶっちゃけ商業小説ってホラーや超尖ったエモ系以外はあんまり作者のSNS能力は関係ないと思います……!! 冬島さんの場合は、SNSの宣伝にリソースを割くくらいなら、余暇を増やしたほうがいいのではないかな、と。
冬島:ありがとうございます! たしかに!! 行き詰まり感の原因を言語化していただきありがとうございます。
余暇についてのご意見も、納得です! というか私自身、積ん読本が増えすぎて、読みたくて仕方ないのに小説も書かないといけなくてパンク状態だったりして……。余暇、本当に大事ですよね!! 本が好きで、自分の好みを追い求めたくて創作をしているのに、忙しすぎて本が読めなくなったらおしまいです!!
◆味わいながら描く、好きだから書く
(創作の本質を再確認しました……尊い!)
水煮さん:ガツガツと作品を生産して、どんどん先に進み続けていければOK! というタイプでもないと思います。自分の満足のいくクオリティ(100点である必要はない)の作品を、他のだれよりも楽しみながら、味わいながら描く……ということが、これからも書き続ける上でなによりも優先したい要素だったりします。裏を返すと、速筆や多作を目指すのはあんまりおすすめではない星回りでもあります。まさに「好きだから書く」タイプといいますか……。
冬島:アドバイスをありがとうございます!! 好きだから書く、まさにその通りなんです!! 素晴らしい作品に出会って、自分も形にしたいから書いています。この作品みたいなテーマなら、自分はどう書くかな? とか、日々考えることが楽しいんです。やはり、焦らずに腰を据えて書くことが大切ですね。
◆ときには躍動感も大事。インスピレーションも強めな星回り
(バランスの大切さを教えていただきました)
水煮さん:とはいえ、丁寧さだけではなくて躍動感も大事なタイプですし(絵でいえば筆のタッチをあえて残したり)、スピードを出そうと思えば出ますし、あまりに生産量が少ないとそれはそれで満足度が下がりそうなので(成果を出したい! という欲求が強めなんです)、多少は生産効率を考えてもよさげです。あくまでも"多少"ですが……!!
冬島:なるほど! 躍動感!! 筆のタッチをあえて残す!! 新しい視点です! アイデアが降りてきて、あっという間に書けることもありますね。そういう瞬間も大切にしたいです。
水煮さん:インスピレーションも強めな星回りなので(だからこそ勢いも大事なんです)、アイデアが降りてきたらこねくり回さずにとりあえず構成ガン無視で書いちゃった方がよかったりもしますし……!!
ちなみに生産効率を"多少"上げるには、「やりたいことを最低限こなすために、何をやらないことにするか」というふうに引き算していくのが手堅いかな、と。宣伝はやらないことにする、みたいな……。
冬島:納得すぎます! 頑張ります! これを機に、時間の使い方を見直しますね。
では最後に、今後数年の星回りを教えてください。
◆今後数年の星回り
・2024年7月〜2025年6月:「暴力性」(比喩的な意味で)を解放するのにいい時期
・2025年7月〜2026年6月:作家としての立ち位置が変わるかも
(聞けて良かった事柄です。アドバイスを心に刻んで創作に打ち込もうと思いました)
水煮さん:今後数年間の星回りですね。まず、今年7月から来年6月あたりが「すでに指をかけていたトリガーを引く」という星回りになっていますね。これ、今まで封じてきた広義の暴力性を解放するにはめちゃくちゃいいタイミングだと思います。暴れやすいので。
冬島:なるほど!笑 「暴力性の解放」を執筆に活かしますね!
水煮さん:「これを商業でやるのはさすがに……」という場合は、ウェブでのみ発表でもぜんぜんOKです! 「これもいけるんだ」「こういうのを書くと気持ちいいな」の感覚を掴みたいので……! そして、来年の7月~再来年の6月にかけて、作家としての立ち位置も変化していくのではないかな? という印象です。
冬島:立ち位置の変化……? より良いものになるよう、努力します!
水煮さん:「こういう作風の作家さんだと思ってたけれど、こういう方向性もいけるんだ」とか、あるいは今までとは違った読者層に向けて書くことになったりとか……。成り行きでそうなることも少なくはないのですが、なにか変えたい、もっと別の分野で挑戦してみたい、ステージを変えてみたいという気持ちがある場合は、ここで行動してみると大きな変化につながりやすいです。
冬島:良い変化ですね! 現実となるよう頑張ります! 成長のために!
水煮さん:守りよりは攻めの時期ですね! 強制的に変化を引き起こす星回りでもあるので、守ろうとすると引っかき回される一方なので……。
冬島:攻めの気持ちで努力します!
水煮さん:ぜひぜひ!! 向こう数年の目立った流れはこんな感じですね。今から2026年の夏にかけてが慌ただしいです。
冬島:おおお! 2年後ですね!
水煮さん:2年後には状況等が大きく変わってきていると思います! その上でいったん体勢を整えていくのがよさげかな~と……!!
それでは、今回はこの辺りで締めさせていただきます!
この度は鑑定のご依頼をいただき、重ね重ねありがとうございました。鑑定までの短い期間にいろいろとご対応いただき、大変恐縮です!
冬島:とても参考になりました。2年後に満足のいく自分になれているよう、努力します!
水煮さん:ぜひぜひ、余暇を大事にしつついろいろとお試しくださいませ~!! 本日は誠にありがとうございました!
冬島:水煮さんからのアドバイスで元気になれました。本日のお言葉を糧に、今後も創作活動に邁進いたします。誠にありがとうございました。
◆全体のまとめと所感
さて、鑑定のやりとりは以上です。
水煮さんのアドバイス、どれも私の心にズバリ突き刺さりました!!
1.人生のテーマ
「自分にとって必要十分な豊かさを着実に得て、堪能すること」
余裕を持つことの重要性を意識する。自分の「好き」を味わい、世界を楽しむ。
余裕の大切さ、しばらく忘れていたかもしれません。
自分自身を見つめて「好き」と思えるものを存分に楽しむことが、良い創作への第一歩ですよね。
今後はもう少し、意識していきます。
2.創作の方向性
(1)官能小説とアクション要素の組み合わせが相性が良い。
(2)濃密で落ち着いた質感の文章が得意
(3)構成よりも勢いと破壊力が重要
(4)タブーに触れることで、作品の魅力が引き出される。
「官能小説×アクション」これは予想外! でも挑戦の価値は大いにありますね!
私の文章は「濃密で落ち着いた質感」……これは嬉しかったです!
そして驚いたのが、「構成よりも勢いと破壊力が重要」というアドバイス。今まで構成にこだわりすぎて、勢いを殺していたのかも……。
さらに、「タブーに触れることで作品の魅力が引き出される」!? これは……ちょっとドキドキしますね(笑)
水煮さんの言葉は、たくさんの示唆を与えてくれました。
3.創作プロセス
(1)骨組みはしっかり作り、重要な箇所は徹底的に描写し、それ以外は勢いで進める。
(2)メインプロットは力強く、サブプロットは分かりやすさを保つ。
(3)要素を絞りつつ、濃く重く、時に苦く辛くエグく表現する。
水煮さんの鑑定は創作に具体的に踏み込んだアドバイスも特長です。このご意見は創作に造詣が深い方ならではなので、とても参考になりました。日々、創作ノウハウ本や脚本術などを研究してはいるのですが、教科書通りすぎたきらいもあります。基本は押さえた上で、自分なりのアレンジを加えて執筆していきたいと思います!
4.SNSの活用
宣伝よりも生存報告的な使用が効果的。バズろうと無理はしない。
たしかに、SNSがバズることと作品の人気は直接は連動しないですよね。言葉にしていただけて、ほっとしました。よく考えたら当たり前のことでも、他人から言われて初めて気づくのはよくあることです。
5.今後数年間の創作運
(1)2024年7月~2025年6月:封じていた「暴力性」を解放するのに適したタイミング
(2)2025年7月~2026年6月:作家としての立ち位置が変化する可能性あり。攻めの姿勢で新しいことに挑戦していくべき。
「暴力性」か~どうしましょう!? 思いっきり書くべき、と背中を押されてような気がして、ワクワクします。
水煮さんのお言葉通り、攻めの姿勢で新しいことに挑戦したいですね。
* * *
そんなわけで……もう、全体として、今の私に刺さりまくりました!
創作の内容や方向性に関して。最初は「私ってそんな感じ?」と感じる部分もあったのですが、よくよく考えると「たしかに」と納得の部分が多かったです。今まで、「いい子」でいようとしすぎてたのかもしれません。
これからは、もっと自分らしく、思い切り創作を楽しんでいこうと思います! もちろん、余暇も大切にしながら!笑
みなさんも、ときにはこういった占いの力も借りつつ、自分の創作スタイルを見直し、新しい挑戦への原動力にしてみませんか?
以上、「ねっとり感強め」の字書きによる、水煮さんの創作占いレポートでした。
※このレポートは、他サイトにも掲載いたします。