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小山田浩子さんから阿波しらさぎ文学賞の選評をいただきました
2か月前の話です。記事にする機会を逸しておりましたが、自分にとって、ひじょうに大切な出来事でしたので、まとめておこうと思います。
第三回阿波しらさぎ文学賞に応募したところ、一次選考を通過しました。大賞を受賞したのは、ブンゲイファイトクラブ同期の蕪木Q平さんによる「あまいがきらい!」でした。
わぁ、阿波しらさぎ文学賞、Qへいがとった!!!!!!!! おめでとう………ほんとにおめでとう……………!!!!!!!! 悔しいけど嬉しくて悔しくない!!!!!!!
— 冬乃くじ Kuji Fuyuno (@fuyunokuji) August 16, 2020
すごいすごい、よかったね……!
— 冬乃くじ Kuji Fuyuno (@fuyunokuji) August 16, 2020
Qへいは文学賞いつか絶対とると思ってた!!! わーんよかったhttps://t.co/05mqAvDfm3
そんなわけで冬乃くじは大賞を逃したのですが、選外にもかかわらず、審査員である小山田浩子さんから、素晴らしい選評を頂戴しました。
朝起きて、阿波しらさぎ文学賞の選評読んで泣いてしまった……………。
— 冬乃くじ Kuji Fuyuno (@fuyunokuji) August 28, 2020
小山田浩子さん…………………ありがとうございます…………………。。。これからもがんばります………………………。https://t.co/fIstYvB8I7
>選外となってしまったのだが、私が高く評価した作品に「水と話した」がある。ほんの少しの描写や言動によって一人一人の登場人物や場所がくっきり描かれ、文章に流れがあり魅力的な細部を読む喜びもある。終わり方も見事だと思った。受賞者の方々と同様に、今後の活躍を期待している。(小山田浩子) pic.twitter.com/Ko3DsZYusU
— 冬乃くじ Kuji Fuyuno (@fuyunokuji) August 28, 2020
こんなふうに小山田浩子さんに言及されて、冬くじはもう、王冠をもらったような気分です。。
— 冬乃くじ Kuji Fuyuno (@fuyunokuji) August 28, 2020
蕪木Q平「あまいがきらい!」は本当に大賞受賞作にふさわしい作品なので、みんな読んで……。あー、Qへいとダブル受賞したかったなー!!! わーん。#阿波しらさぎ文学賞https://t.co/rUIpKGsdir
本当に本当に、あの小山田浩子さんに、こんなに褒めていただけることってある??!!!!! と、胸がめちゃくちゃに熱くなりました。
小山田さんにリプ送りたいけどチキンでびびってやばくて現在アワアワしてるからアレだけど今を逃したら話しかけるタイミングない、いやタイミングよ来いって感じだけど多分しばらく来ないからリプ送ろうと思うけどチキって感謝で泣いてるから夜とともに気持ちが落ち着いたらまじ渾身のありがとうを送る
— 冬乃くじ Kuji Fuyuno (@fuyunokuji) August 28, 2020
おそれおおさに動揺しまくりながら、御礼言いたいけどいきなり話しかけるとか失礼なんじゃないか、でも御礼言いたい、の間を行き来して、勇気をふりしぼってリプライをお送りしたところ……
阿波しらさぎ文学賞、発表になりました。ぜひお読みください。 https://t.co/hCiPjRByxy
— 小山田浩子/Hiroko Oyamada (@holeandweasel) August 27, 2020
初めまして。この度の阿波しらさぎ文学賞におきまして、選外にもかかわらず拙作『水と話した』に言及頂きました上、身に余る講評を頂き、大変光栄に存じております。御言葉を胸に今後とも精進して参ります。いつか直接御挨拶ができましたら幸いです。この度は本当にどうも有難うございました。冬乃くじ
— 冬乃くじ Kuji Fuyuno (@fuyunokuji) August 28, 2020
はじめまして。蛇の逸話を末尾にもってくる決断が特に印象的でした。またいつか作品を拝読する機会を楽しみにしております。(小山田)
— 小山田浩子/Hiroko Oyamada (@holeandweasel) August 29, 2020
わーーーーーーーーーーーん(涙
わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん(涙
今見ても嬉しくて涙ぐんでしまう。。。頑張ろう、と思いました。見えない王冠をわたしにくださった小山田さんに、おもしろいと思っていただけるような作品を書こう……と心の底からおもいました。
そうした思いもあったせいか、第二回ブンゲイファイトクラブのために書いた作品は、マイベストと思えるものになりました。予選を通過しているかどうかは不明ですが、よいものが書けたことは本当に嬉しいです。皆様に読んでいただける機会があれば、と思っております。
あらためて、第三回阿波しらさぎ文学賞大賞受賞作「あまいがきらい!」は、素晴らしい語りをもち、子どもたちがずっとずっと幸せであってほしいな、と思わせる作品です。下記リンクから読むことができます。どうぞお楽しみください。
2023/10追記
冬乃やBFC系が集うカフェ「マルカフェ」の出す同人誌「棕櫚10」にて、『水と話した』が掲載されることになりました。やっとみなさまに公開できること、とても嬉しく思います。
「棕櫚10」収録作品が公開されました。冬乃くじの参加作品は、第三回阿波しらさぎ文学賞最終候補作の「水と話した」。審査員である小山田浩子さんから過分な評をいただいた、わたしにとって大切な作品です。
— 冬乃くじ Kuji Fuyuno (@fuyunokuji) September 30, 2023
11/11東京文学フリマにて販売、わたしも売り子にいます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 https://t.co/h219Iz6pJH
冬乃くじさんの「水と話した」本当に面白かったんですよ、掲載されるのはなんだか私もうれしいです。 https://t.co/FJPlISyBc5
— 小山田浩子/Hiroko Oyamada (@holeandweasel) October 1, 2023