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23卒就活生が感じたこと

こんにちは!冬野水槽と申します。
普段はTwitterの方で短歌や俳句、noteで日記などを書いております。

今回の記事では、
・就活生としての自己紹介
・就活の流れ
・就活をしていて思ったこと
・就活生へのアドバイス

以上四点について書いていこうと思います!
長い記事になるかもしれませんが、よろしくお願いいたします!

以下、本文です。


就活生としての自己紹介

さて、まずは自己紹介からさせていただきます。
趣味などではなく、あくまで就活生としてのプロフィールをざっと挙げていこうと思います。

名前:冬野水槽(ペンネーム)
性別:シス男性
年齢:22歳(23歳の代)
所属:都内の文系大学(5回生)
就活の目標:「人の役に立て、自分に誇りを持てるような仕事に就くこと」
学生時代頑張ったこと:部活動の実行委員長として、他大学との連携をとりつつ、コロナ禍に負けないような活動内容を提案・サポートしたこと

あまり思いつかない……とりあえずはこんな感じです!


就活の流れ

続いて、就活の流れについて。

私が就活を始めたのは、今年の2月頃でした。
元々22卒として就活をしようとしていたのですが、精神疾患を発症してしまい、その影響で1年留年をしてしまいました。
ちなみに卒論は通ったので、今年は書かなくても卒業できる……予定です。

そんな事情があったため、新しいスタートは早めにするべきだ!と心機一転、インターンシップや説明会に参加していくようになりました。
PCを使うのが好きということもあり、当初はIT関係のお仕事を目指していました。しかし、適正試験や面接で落ちてしまうことが多く、4月に入る頃にはかなり精神が疲弊してしまっていました。

そして4月頃、本格的に就活がスタートした時の私は、かなり弱ってしまっていました。ひどい時には企業エントリーや説明会の予約などができない状態にまで落ち込んだ日もあります。
なんとか少し回復した私は、就活エージェントさんの協力のもと、活動を再開していきました。エージェントさんとの面談や自己分析を経て、私は志望業界をITから介護や小売といった接客業に変更しました。

それでもなかなか上手くいかない日々が続きました。
バイト先の新卒採用にも落ちてしまい、途方に暮れることもありました。しかし、何度も何度も挑戦を繰り返し、ついに7月頃、ある企業に内定を頂くことができました!
エージェントさんから紹介された企業で、離職率も低く、安定して働くことができそうだと感じました。私はこの企業の内定を承諾し、私の就職活動は終わりを迎えました。


就活をしていて思ったこと

以上が私の経歴になります。
それでは本題、私が就活をしていて感じたことを書いていこうと思います!






就活はクソです。間違いなく、度し難いほどのクソです。

形式上、自己紹介や経歴紹介などもしてきましたが、これ以降は私が就職活動の愚痴を垂れ流すだけの記事になるかと思います。


まず、就職活動をするにあたり、必要とされる時間も金も多すぎると感じました。

選考を受けるにあたり、必要とされるステップが多すぎる。
(対面にしろWEBにしろ)説明会を受けたり、適性検査を受けたり、面接を受けたりなど、一社当たりにかかる時間が長すぎる。
これが数社ならまだしも、これを何度も何度も繰り返していては時間とお金、精神力がいくらあっても足りません。

また、意外と費用がかさむ。
スーツやカバンなどはもちろんのこと、何より交通費が馬鹿にならないくらいかかる。私は関東に住んでいますが、それでも何度も都内へ足を運ぶのはつらいしお金もかかるしで大変でした。


また、就職活動と受験勉強の最も大きな違いは、「傾向と対策が練れるか否か」だと思います。
受験勉強では、赤本や参考書を何度も解き、その度に「どこが間違っていて、何が苦手か」という自己分析ができます。そのため受験生は自然と自分の弱点を具体的に把握し、それを克服すべく勉強に励みます。

しかし、就職活動ではそれがありません。
分かるのは「合格/不合格」という結果だけ。

具体的に改善点が見当たるならまだしも、そうでない場合は地獄です。
漠然と自分を否定され続け、「あの企業は自分と合わなかった」という薄っぺらい理由にしがみつき、嫌々次の企業にエントリーしていく日々。

何が良くなかったのかもわからないまま、作り込んだ人格とハリボテの夢を語り、馬鹿みたいにニコニコ笑うだけの面接。

社会に出るにあたり、自分という存在自体を否定され続ける場に自ら飛び込んでいかなければいけない堕地獄の極致。

これが就職活動の現実です。
少なくとも、私はそうでした。


時折、「就職活動は団体戦」「楽しい就活を」みたいな文言を見かけるときがあります。
そんなものはない。どこまで行っても頼れるのは自分しかいない。
友達と情報交換をしようにも、その友達が上手くいっていたら(あるいは、逆に自分だけが上手くいっていたら)、始まるのは内定数やエントリー数を競うだけのマウント合戦です。意識的にしろ、無意識のうちにしろ。

そしてこの現代社会で「楽しい就活」ができるのは、金銭と心身に余裕があり、高い実力を持った一部の人たちだけだと思います。
少なくとも、私が就職活動を楽しく思うことは一瞬たりともありませんでした。苦痛に次ぐ苦痛。自分を否定され続けるだけの日々。上手くいったと思い込んだ面接に落ち、途方に暮れたあの夜。こんなものが楽しいわけがありません。



就活生へのアドバイス

さて、愚痴はここまでにしましょう。
確かに就活はクソですが、やりようはあります。
ここからは就活を始めようとしている人に向けてのアドバイスです。
「お前の意見は求めていない」という方はブラウザバックしてください。

・早くから動け

真面目な話、早くから動いた方が間違いなく有利です。
24卒の方であれば、今年度中に動き始めれば4月までにある程度心の準備ができます。

これは単なる精神論ではありません。
実際、早いうちからESを書いたり、説明会や面接に参加していれば、4月頃にはある程度自分の問題点や強みなどに気が付けると思います。

たとえ気が付けなかったとしても、多少なりとも心の余裕があるという状態は強いです。受かるか受からないかはさておき、余裕があれば心が折れる前に次に進むことができます。


・人を頼れ

具体的には大学のキャリアセンターや就活エージェントなどを頼りましょう。
こうした人たちは自分のESや履歴書、面接の態度などを見て、客観的な意見をくれます。利用しない手はないでしょう。

自分のことは、意外と自分では分からないことが多いです。
自分で良いと思っている点がそのまま問題点だったり、あるいは欠点だと思っていた点が長所だったりします。マジで。

また、志望動機や面接の頻出質問などを教えてもらえる場合もあります。
こういうのはいくら準備してもいいので、とにかく大人を頼りましょう。


・「就活はクソ」だと割り切る

精神論になりますが、これが一番大切かもしれない。
いくら完成度の高いESを書こうが、完璧な面接をしようが、エージェントに頼ろうが、落ちる時は落ちます。

ここで私が言いたいのは「だから就活なんかするな」ではなく、「そういうものだから落ち込むな/落ち込んでも社会のせいにしろ」という”逃げ”の姿勢です。

就職活動において、絶対に採用される人間なんかいません。
そしてそれはあなたも一緒です。落ちる時は落ちます。

しかし逆に、受かる時は受かります。
もちろん、正しい努力と根気と時間が必要ではありますが。

まあ落ちたとしても、Twitterの鍵垢などで愚痴ったり、信頼できる先輩にアドバイスを求めたり、趣味に没頭する時間を作ったりしていれば多少楽になります。

また、これだけは言っておきます。
どうしてもつらくなったら精神科に行け。



いかがでしたか?

少しでも私の意見が参考になっていれば嬉しいです。

それでは、今回はこの辺で失礼させていただきます。
冬野水槽でした。それでは!


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