「詩発列車」

「詩発列車」

最終の旅
あなたと重ねた光こそ

最後に夢を見た
わたしの永遠

降りてしまった
最終列車のように

消せずに深くに
いつまでも軌道を美しく思うよ

始まる明日
だれかの旅の詩が響いても

つぎの列車にわたしは乗らない
永遠はあなたであってほしいから