サヨナラ本塁打ときつねダンスと高校野球と

昨日、福岡市の福岡PayPayドームで第1戦が行われたマイナビオールスターゲーム2022。

オールパシフィック(全パ)がオールセントラル(全セ)に3対2で勝利しました。
それも、北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手のサヨナラ本塁打で。

投げていた全セの森下投手(広島)は、2015年に日本で開催されたU-19野球W杯のチームメイトであり、森下投手も小林捕手(巨人)のサインに首を振ってストレートの真っ向勝負で挑み結果は清宮選手が勝ったと言うことになります。
その打球も最初はフライかな・・・と思っていたらスタンドインでしたし。
ある意味もってるなと思いました。

そしてMVPは清宮選手が受賞していました。
ゲーム後早速BIGBOSSもSNSで反応していましたし。
しかしながら、清宮選手のホームランは地上波放送からはこぼれ、リレーで中継していたBSで・・・となったところがまた何ともはやで。

そして、ゲーム前に行われたホームラン競争では柳田選手(福岡ソフトバンク)のパッティングピッチャーとして決勝進出に貢献しました。
オフに志願して柳田選手の自主トレに帯同して、柳田選手も期待はしていたとは思いますし。

シーズン当初は背水の陣とか、トレードとかなんだマスゴミが繰り出すネガティブキャンペーンの最中に居ましたが、今やそれを覆している様に思うのです。
ある意味それまでの清宮選手をBIGBOSSが壊した結果、良い方に進んでいるのでしょう。
今日松山で行われる第2戦には1番サードで出場していますしこれでまたMVP的な活躍をしたらそれはそれで良いのかも知れませんね。

さらに清宮選手以上に注目されたのがきつねダンス。
5回のインターバルで全パの全チームのチアグループとマスコットも出てきて踊りましたが、スタートにあたってのアナウンスはFIGHTERS GIRLを代表してオールスターに派遣されていた滝谷美夢さんでした。
ガオラジオ#2で彼女のことを知り、何となく存在は気にはしていましたが、ゲーム後のハイライトでは滝谷さんのワンショットなどもあり、より存在が全国区になったのかなとは思うのです。
シーズン当初はFIGHTERS GIRLのメンバーも?マークで踊っていたきつねダンスも松田選手(福岡ソフトバンク)とパーソルパリーグTVの中の人のおかげで今や全国区ですし。
福岡でファイターズ旋風が吹き荒れたと言うことになるのでしょうか。

で、今オールスター第2戦が松山で開催されています。
ヤクルトが毎年ホームゲームで使っていますので違和感はないですが。
ちなみに古田敦也さんが2000本安打を決めたスタジアムでもあります。
確かその球をライトスタンドに躊躇すること無く投げ入れて、観戦に来ていた親子が取ったそうですが。

さて、話を清宮選手に戻しまして、実は彼が早実に居た頃そのプレーを視ています。

第99回全国高等学校野球選手権大会西東京大会の決勝、ちょうど今から5年前に超満員の神宮球場で。

いわゆる清宮フィーバーが過熱していて、そのピークのゲームだったと思います。
私は準決勝終了後の決勝前々日の午後くらいに前売り券を購入しましたが、前売り分がその日の夕方には売り切れてしまったそうです。
そして前日行われた東東京大会の決勝の日の朝から当日券を求めて並んでいたという情報をキャッチして、7時くらいに神宮球場に着こうと考え、実際にその時間に行ったところ、既に開場もしていたようですぐに入り、バックネット裏2階の屋根のあるエリアに陣取りました。

午前中に通り雨も降るような中、客がどんどん入っていき、プレーボール2時間前になる11時には。

完売となってしまったそうです。
球場外では入場券を手にできなかったヒト達が相当滞留していたそうで、清宮君を視たくてわざわざ福島から朝一番で出てきたのに入れなくて・・・的な恨み節を言うヒトのインタビューを後で視ましたが。

スタンドも異様な雰囲気で、圧倒的な早実応援で埋まり、対戦相手の学校(我が母校ですが)は壮絶なくらいにアウェーでした。
聴くところでは熱闘甲子園の女性キャスターが早実側の席で視ていたとか、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった高校野球好きタレントさんがバックネット裏に陣取ってそこだけ大騒ぎになっていたとか・・・。

ゲームは対戦相手が優位に進めていきましたが、一番神宮が沸いたのは8回裏の清宮選手の大ファールでしょうか。
球場はざわつき、私は肝を冷やしましたが。
その後清宮選手はヒットで出塁しましたが次の野村選手が併殺に倒れ、そこで席を立つ早実ファンが多く視られ、9回表に対戦相手が加点するとさらにその流れが加速し、結局早実は2対6で敗れ、その時点でスタンドから1万人くらいはいなくなっている感じでした。
清宮選手が主将として甲子園の土を踏むことはかないませんでした。
表彰式で銀メダルを首に提げ時折対戦相手が持つ優勝旗を眺めて悔しそうにうつむく清宮選手の姿は印象的でした。
でマスゴミはその姿ばっかり追って、優勝した相手の学校側は閑古鳥が鳴いていましたけどね。
私自身は朝7時から8時間近く神宮球場に居ましたので、終わったら疲れがドッと出ましたが。

思いっきりヒールになったその対戦相手である我が母校は、その年の本大会で初めてベスト4に入りました。
準決勝で優勝した学校に敗れはしましたが延長まで食い下がりましたから。
私も甲子園に行こうと休みを取ったら、雨で日程がずれましてね・・・。

ちなみに今日西東京大会の準々決勝が神宮で行われ、我が母校が早実を8回コールドで下したそうです。
あと今春のセンバツ4強だった國學院久我山も国士舘に敗れました。
で甲子園出場経験もあり、2014年に我が母校を決勝で下した日大鶴ヶ丘が都富士森に敗れる波乱もあったそうです。
その中でも日大三はキチンと勝ち上がっていますし。

東東京でも都城東が準決勝まで勝ち上がっていますし、何より帝京と二松學舍大附という決勝のようなカードがありますので。

以上、オールスターと高校野球の話でした。

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