Jリーグから突きつけられた最後通牒
これをどのように捉えてアクションを起こすのでしょうか、浦和レッズは。
浦和レッズにおいて、今般の一部サポータの違反行為が連続して続き、それらに対してクラブ側の対応が遅かったのを鑑み、この度罰金2000万円をクラブに科される制裁が理事会で決まりました。
またそのプレスリリース内には、付記として浦和がまた同様の行為を行ったら、無観客試合の実施またはリーグの勝ち点減を行うことも明記されました。
度重なる違反行為に当初は様子見だったリーグ側も看過できない状況になっったのか、野々村チェアマンも厳罰に処する旨の発言はしており、それを実行した形になります。
浦和のサポーターからは不満が出ているみたいですが、今回は仕方が無いでしょう。
なぜならこれでお咎め無しだったら示しが付きませんし、何やっても良いんだという学級崩壊状態になりますし。
結局はクラブの怠慢が招いた結果なのです。
クラブがサポーターにモノが言えないような環境(モンスターペアレントなのでしょうか)だったのかも知れませんが、対応が遅きに失する感じは否めませんでしたし、その結果がこれです。
今後はクラブもサポーターとしっかりコミュニケーションを取って運営をコントロールしていかないと、より一層の制裁が課されてしまうのは明白なのです。
そもそも浦和は「JAPANESE ONLY」事案で無観客試合をしているはずなのです。
無観客試合をしているのにそういう対応を取ると言うことはクラブとして感度が低くかつガバナンスができていないことが結果的に晒されてしまっているのですから、本当の意味で危機感を持ってほしいものです。
これでまたやらかして本当に勝ち点減となったら、シャレにもなりませんし。
サポーターもクラブを思うばかりに・・・というのがあるのでしょうけど、ルールを守れなかったらどうしようもありません。
ちなみに、ACLは声出しOKらしいですので、8月下旬に埼玉で実施されるACLのノックアウトステージでは大声で声援を送るのでしょう。
ACLは治外法権だ!と言わんばかりに。
ちなみにその浦和のサポーターが一番忌避しているのが、FC東京サポです。
2001年の初対戦、駒場スタジアムでの一件からですけど、その内実を知っているサポーターはどれだけいるでしょうか。
私は実際に渦中に居た方から伺いましたけどね。