終盤のシラヒゲソウと秋の生きものたちと
この森にシラヒゲソウを見にくるのは、今年で4年目になる。一年目は明智鉄道に乗って、終点で降りて迷いながら辿りつく旅だった、しかも雨。このところ、同行してくれる友人たちのおかげで、車でのアクセスとなり、かなり楽になった。今回も誘ってくれた友人たちと、ちょっと遅めの訪問となったが、シラヒゲソウは辛うじて待っていてくれたようだ。
お出迎えしてくれたのは、ひらひらと飛んてきた恐らくルリシジミ、かなりお疲れのよう。
いつものルートをゆっくり歩いていく。
シラヒゲソウの沢へと降り始めると、ガンクビソウを見つけた。地面に張り付くように放射状に葉っぱがあり、それが匙の形をしているので、サジガンクビソウと言うそうだ。
午後2時くらいまで歩いて、帰路に着いた。秋なんだな、、、
今年も巡ってきた。いつまでこの循環を楽しめるのかなと、少し考えてしまったが、人生のフェイドアウト、私の意識のフェイドアウトが同調して緩やかであって欲しいと思った。