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終盤のシラヒゲソウと秋の生きものたちと

この森にシラヒゲソウを見にくるのは、今年で4年目になる。一年目は明智鉄道に乗って、終点で降りて迷いながら辿りつく旅だった、しかも雨。このところ、同行してくれる友人たちのおかげで、車でのアクセスとなり、かなり楽になった。今回も誘ってくれた友人たちと、ちょっと遅めの訪問となったが、シラヒゲソウは辛うじて待っていてくれたようだ。

お出迎えしてくれたのは、ひらひらと飛んてきた恐らくルリシジミ、かなりお疲れのよう。

ルリシジミ

いつものルートをゆっくり歩いていく。

同定が難しい ノコンギクかな


朝露のムカゴニンジン


タンポポかな、


マユミが実をつけていた


ファインダー覗いて、思わすプっ キベラヘリカメムシ


眩しい光の中、ひらひら停まった メスグロヒョウモンみたい


咲き出してるクルマバハグマ


「こんなにカールして、いったい誰のために」と友人が呟いた


葉は車のように丸く並ぶ五枚


似てるけど、ちょっと違うオクモミジハグマ


一輪


チゴユリの青い実

シラヒゲソウの沢へと降り始めると、ガンクビソウを見つけた。地面に張り付くように放射状に葉っぱがあり、それが匙の形をしているので、サジガンクビソウと言うそうだ。

サジガンクビソウ


シラヒゲソウ もう終盤だ


花の中心に結実しているのかな これはこれで可愛い


サワギキョウも例年通り


やっと表れた ツルリンドウ


今年はこれだけ シコクママコナ



ここにもいた ゴイシシジミ


綺麗な筋 セスジツユムシかな


ハナワラビ つまんで食べると、プチプチネバ


キジョウロウホトトギス 下向いてる花を覗き込む


これ、何だかわからない 写真もこれしかなくて、恐らくタムラソウではないかと


マツムシソウが一輪


アップ


日向気温30度はいってないと思うけど かなり熱くなった午後 ツリガネニンジン


帰り道のクサギ 

午後2時くらいまで歩いて、帰路に着いた。秋なんだな、、、
今年も巡ってきた。いつまでこの循環を楽しめるのかなと、少し考えてしまったが、人生のフェイドアウト、私の意識のフェイドアウトが同調して緩やかであって欲しいと思った。




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