夏の始まり、森は華やかさが静まって目に留まる被写体が少ない。朝から何となく暑くて怠くて、、、トボトボ歩きだす。一つの救いは、何となく好き勝手に歩いても大丈夫な友人も前をトボトボ歩いている。
空を見上げると、葉の緑に心を奪われる。
何もないな、、、でも光はある。
光もなくなってきた。曇り空に、、、どんよりと。
キノコ類が気になってきた。
色んな種類の鳥の鳴き声を聞いた。ちょっとだけサンコウチョウが飛んでく姿、カラフルなソウシチョウも見れた。湿地の奥まで入っていって、靴に水が浸透してきた。一回尻餅をついてズボンを濡らした。私もだいぶ疲れてきてるが、靴も疲れてきたなと気づいた。
欠けてない蝶は、そのうちボロボロになりながらも、何もなかったように飛ぶんだろうな、、、そんなことを思いながら帰路に着く。