日本海から朝日@皆生
二泊めの宿は、日本海に面する浜辺に近いホテルだった。古い昭和の旅館を改装して今風にしたような佇まいだった。部屋の鍵がシリンダ錠だったり浴衣、スリッパで館内どこへでも行ってよいところにホッとさせられる私たち昭和生まれ。窓の外に海岸が見えた。どっちが東なのだろうか、、、日本海には日が沈むイメージであったが、もう温泉と食事が優先され、浜には出ていかなかった。明日の朝日の出は陸からか、、、まー朝日に染まった海岸だけでも撮ろうと、早起きすることにした。
目が覚めると、窓の外がうっすらと明るい、5時ちょっと前だ。慌ててカーテンを開けると、薄暗い海と空が見えた。急いで着替えてカメラを持って海岸へ出た。
海岸は、寝そべってる人が一人、釣り糸を垂らしている人が一人いた。丁度水平線から日が上がってきた。気づけば、後ろにスマホをかざしている女の子が二人いた。