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ヒロアカ お茶子ちゃん「気がつかなくて 遅くなってごめんね」

ヴィラン側のトガヒミコの個性は変わった個性で
受け入れられない個性だった
親からも気味悪がられていた
なので自分は世界から否定される存在なのだと
子供の頃に理解した

お茶子ちゃんの個性ウラビティは歓迎される個性で
ヒーローに憧れる気持ちはトガヒミコと同じだった
親の喜ぶ顔がうれしくて自分も周りを笑顔にできる人間になりたいと願った

二人の違いは、個性の内容が世界から否定されなかったこと

トガヒミコは
ヒーローにあこがれていた なりたかった
でもなれなかった 拒絶され悲しかった
でも居場所をさがしてた 自分でいられる場所
自分でいて良いと 許してくれる場所を

「普通」にあこがれたけど普通として扱われない
普通になろうとがんばるけど、できない 自分を責める
自然でいたいトガヒミコ
お茶子ちゃんがまぶしくて友達になりたい気持ちが痛いほど伝わった

お茶子ちゃんも 彼女が何か訴えかけていることを感じ取っていた
親の喜ぶ顔を真っ先にみる性格だから
彼女の声は 本心は どこにあるのか
そしてぶつかった時 感情を出せたとき
向き合った時

ちゃんと見てほしかった
認めてほしかった
向き合ってくれる人が1人でもいてほしかった

2人の会話と梅雨ちゃんのセリフで大泣きした

「私はルールを守ることがヒーローだと思ってた
はずれることがヴィランだと
でもね お茶子ちゃんはあなたと向き合おうとしてる
それはただ殲滅するより困難な道だと思う
だから遅くなったかもしれないかもしれないけど
少しで良いから話を聞いて」


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私がどうして閉ざした心を開こうとしたのか
友達が「ごめんな こんなこと言って」
という気づかいの言葉で泣きそうになったことがきっかけだった
それでも本音を言うことに躊躇したのを覚えている
自分の感情に否定したことも

でも、彼女になら受け入れられるかもしれない
間違った愛情を受けて育った
同じ思いをした
自分のことを話してこなかった
だけど知ってほしいと思った
どうしてか
私が この人は仮面をとっても変わらず一緒に居てくれる
拒否された自分のままでいいよと思ってくれると

この記憶と、お茶子ちゃんとヒミコの会話がシンクロしたのでした
なので泣いた

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