見出し画像

神戸須磨シーワールド・見ている景色は違うけれど

今年の裏テーマは「遠出」、ということで
なんと県外は兵庫、神戸須磨シーワールドへ行って参りました。

電車で1時間半・アクセス抜群の遠出(’∀’)

昨年リニューアル。
訪れた方のnote記事を見て「ほぉー」と思っていたところ
雲さんから「行きませんか?」とお誘いを頂いた次第です。

雲さんは昨年末の個展の時から
丁寧なやりとり等々などなどこまやかに気にかけて下さる御仁。

今回も
「”水”なんで、どうですか?」という
私のツボを非常に抑えたお誘いに、
よし、いっちょ行ってみるかとノコノコ腰をあげました。

当日の雰囲気は、雲さんの記事と動画が如実に語っています。
先ほど私も見させてもらいましたが、
水族館は動画に限りますね(*’∀’)!

言動もろもろ記録と記憶にご尽力の雲さん。
雲さんに美麗写真とキレッキレトークを提供するMIZUHOさん。
ぽけっと見ていた私。

自分視点のことしか書けません(’∀’)

ちょっと考えた末、
「みんな違うよね」なことを書こうかと筆をとりました。


そうしたわけで今回は
「水族館に行ってみて、いったい何を考えていたか」を主軸に、
「おなじものを見てべつべつに感じている」なお話。
雲さん動画とあわせてご覧頂くと楽しさひとしおです。


ブッセに会いに行くも…(結末は記事終盤で)


1時間前集合


電車に揺られながら思いました。

一人で兵庫に向かって電車乗るの初めてじゃない?(初めてです)

先日は大阪へ。
それも2年ぶりくらい。
毎日2km圏内で過ごしている私にとってこれはかなり刺激的な遠出。

加えて方向に自信のない(京都の碁盤の目で迷う)性質タチ
念を入れて出発した結果、

集合1時間前に一人、海を眺めていました。

快晴(’∀’)


昔から「ひとり1時間前集合」はよくある。
こうなることは織込み済みです。

お天気よければ散策!
今年の私はアウトドア!と機嫌よくうろうろ。


散策タイム


松を撮っていましたら、
鳩が2羽おりました(*’∀’)


なんとも素敵なことに遊歩道脇には
私好みの白い小石が敷き詰められている。


興奮しながら20枚ほど撮影

そのほか描きたいなと思っている木の影。

ポストカードの案にも浮かびましたが、まだつかめてません


あとこういう感じのですね。

雲一つない空


私がシャッター切る時というのは
こういう「よくわからん」ものが多いです。



何を思って撮るのか


上記で載せた画像たちは、みんな資料です。

綺麗だなぁというのもありますが
空がまっすぐ断ち切られている感じだとか、
松の葉や幹の表情だとか
木の影の何とも言えない青さだとか。

「あとで資料になるな」というものばかり。

鳩は「生き物!鳥!」
石は「石!」くらいの条件反射で撮ります(’∀’)


ちょっと意識高めにアンテナが立つやつもあって
松と空の画像は「料紙(装飾的な和紙)みたいな絵にならんかな」という

わりとヨコシマな気持ちで撮っています。


本願寺さんの「三十六人家集」の和紙みたいな絵も描いてみたいものです。


うーん、久しぶりに明るい陽のもとで動いている(’∀’)

さて、雲さんたちとぼちぼち…
リュックからスマホを取り出そうとしましたら
「巳白さん?」とMIZUHOさんに見つけて頂きました。

心底、

石を這いつくばって撮っている時でなくて良かった

と安堵。

それも一興(’∀’)


いざシーワールド


入場口でさっそくモタモタした私を先導するMIZUHOさん。
最初に観たのはイルカショー。

8頭ものイルカがショーをしてくれ、みんな上手でしたね。
歌まで歌ってくれましてね(歌声は動画をご参照)

さすが神戸はちがうなぁと思いました。
近所のは出来立てホヤホヤの頃、跳べないイルカがマゴつき
それはそれで可愛かった。


しかも奥に2頭の控えも発見。

10頭保持、なんと贅沢な!


イルカ0枚撮影で終わった私に雲さんが
「さすが撮りませんね!」と(’∀’)

イルカ8頭が贅沢でついつい撮り忘れましたねぇ。

いえいえ、シャチはちょっと撮りたいんですよ。などと言いながら移動。


向こうに海が広がるのが開放的でした
ショーの前からサービス精神旺盛なシャチ
頭がさがります(’ω’)
こういう波紋も良いなぁと思ったり
あ、船!船!と途中で遠くの船を撮ったり


雲さんとMIZUHOさんは色々UPがあるので真剣です。
私は「見たい撮りたい、15分ショーのうち最初ちょっと撮影するかな」というあんばい。

そうして眺めていたら1頭が大きなジャンプアタックを決めました。

あれは撮りたい。

なんとなくシャチへの指示ポーズを横目で見ていたので

もう一度その指示が出たタイミングで激写するぞ!
動いているものは「読み」が肝心だ!

と意気込むも
どうやら目玉のアタックは1度だけのようでした。

雲さんの動画に映っているかなぁと楽しみにスタジアムを後に(*’∀’)

撮る自信あったのですが無念


シーワールドはスタジアムと水族館的な施設が別棟。
建物から建物へ移動します。

その最中、「うむ、撮っておくか」と思ったものがあれば撮影。

雲さん「やっぱ変わってますねぇ」としみじみ
描く対象ではないものの、なんか撮っちゃいますね
弧を描いているものとかは、構図参考になるかなとか
ゴミ箱おしゃれだな!とか


水族館


スタジアムの時はそこまで人混みを感じていませんでしたが
アクアライブ、いわゆる水族館展示の建物は

まぁすごい人でした。


気後れして(物理的に無理で)クラゲは見られず(’∀’)

前に比べ魚が減ったなど色々あるそうですが
個人的に「お」と思ったのはペンギンとウミガメの展示です。

どっちもなんだか見やすかったですね(*’∀’)

特にペンギンはこうした水槽。
目線の高さで観察できます。

岩などが置かれていないので、対象がはっきり見やすい
「子供が水族館で眺めている図」、人気のモチーフですね(’∀’)
岩がないのは生育的にどうなのかとも思いましたが
そこは水族館、検討済みかな
みんな大好き水の表情
「揉み紙に滲ませた絵具みたい!」とちょっと興奮(ぶれた)
金沢21世紀美術館のスイミング・プールを思い出しました


近隣の「ペンギン描きたい人」は
もう少し落ち着いた時期の平日2時以降くらいに見に行くと
じっくりスケッチできそうな気がします(ナナメな観光情報)


ウミガメもなかなか見やすくてですね、
たくさん泳いでいましたね。

撮影しながら「沖縄を思い出すわー」と感慨深くなる雲さん
その雲さんの奥にいるウミガメの物憂げな(眠そうな)感じにグッとくる私
ここぞ!と思ったときはグイっと撮りにいきます。
水面の光を映す壁(*’∀’)
最近、虹を描こうかと思い始めたので、撮れてすごく良かった1枚


アクションの方向が違うので
雲さんやMIZUHOさんとの取り合いは非常にスムーズでした(’∀’ )ナイスチーム


見逃したオオサンショウウオ


館内は一応「一方通行」の案内ながら
引き返そうと思えば引き返せる設計。

まぁごった返していましたね(’∀’)

休日の水族館はどこもそうだと思います。
で、だいたいにおいて静けさひきたつゾーンがあります。

「身近な生き物」コーナー


渓流とか地元の河川とかそういう感じのです。

シーワールドもさすがにここばかりは落ち着きモードでした。

トロピカルな生き物や
大きな海獣には押され気味ですが、渓流も干潟も私は好きです。

そしてここには「オオサンショウウオ」がいる。
見て帰らねばうちのブッセに顔向けできん!

が、結論、見つけられなかったんですよね。

やっぱり地味だからか…とうろうろするも、うーん。

たぶん私の方向感覚に問題があるのと、
もう1つの原因はこちらですね。

滝。

滝のような動く水=自分の撮影スキルじゃムリ、とはなから諦めモード。
あっちのブドウはすっぱいとばかりに、好きなコントラストの画を撮る


帰宅後に落ち着いて館内MAPを見ると、
たぶんこの滝のヨコの通路はさんだ片隅にオオサンショウウオいたのでは。

ブッセには

神戸では脇役でしたよ。


と、いらんことを呟いておきました。


京都ではメイン張ってます


渓流コーナー、実際は石や水や光がもっと綺麗
なんとなくライトの感じがクール
スポットライトを浴びるかのような葉っぱを激写(’∀’)



そんなこんなで神戸須磨シーワールド、初入館でした。



お2人には個展の感想を改めていただいたり
今後どこで展示しますかねぇなど聞いてもらいました。

雲さんから「変わってますねぇ」とある度に
関西人の私としては「ウケテイル!」とちょっと嬉しくなり、
それと同時に「お2人も変わってるよなぁ」と思っていました。

同じような方向性の人と行動していても
それぞれ個性があり「みんな違う」と多々感じます。
中には「まったく違うなぁ」と思うぐらいの人もいて
それを楽しめるのは大人ならではですね。

みんな違うのは当たり前。
同じものを見ていても、見えている景色はたぶん違います。

どんなに言葉を尽くそうが好みが似ようがわかりあえることはなくて、
「わかりあえないね」と互いにわかっているから
楽しいこと・嬉しいことがあるんだろうなと思っています。

「絵描き同士は価値観やこだわりのちがいで喧嘩になりませんか」

雲さんにそう尋ねられた時、
なんだかモゴモゴしてしまった気がしますが(大事なこと言えない系)、
私はそんな風に考えています。


まぁハタから見ると雲さんもMIZUHOさんも私も、

水族館で「仕事」している人(’∀’)ドウルイ



無事に行き方も覚えました。
ちょこちょこ行って
ビール飲み飲みイルカとシャチを眺めるのも良いですね。


そんなことを思いながらのシーワールド。
こちらで包括的な動画と記事をUPされています▽▽


行こうかしら、と考えてらっしゃる方は事前チェックも兼ねてどうぞ。
シャチのジャンピングアタックもバッチリ映っており
クラゲゾーンの人混みが確認できます(’∀’)ダイジ


雲さんは「その人」がいる光景を、写真や動画で残すのを大事に思っているとのこと。
そういうのをお聞きしながら見ていますと、なんだか良いなぁと嬉しくなりました。

「ゴミ箱おしゃれ!」などと撮影している私とは違うのだよ!
まぁそれもまたヨシ(’∀’)


帰る道々、京都駅・伊勢丹の「えき」で小松均さんの展示を観覧。
道中に素敵なミニ額も買ったりなど、非常に満足の1日でした(つめこみ系)

この調子で今年、たまには元気に遠出しようと思います。



おまけ

ヤドカリ!ヤドカリ!とぶれながらも挑んでいたら
その隣にエビがおりました(’∀’)見えてないもんですねぇ。


いいなと思ったら応援しよう!

巳白
応援、ありがたく頂戴しております。いただきましたサポートで、また1日長く絵に専念できます(о´∀`)

この記事が参加している募集