見出し画像

石油が湧いてこないかしら

自分がポンコツでいまの仕事に向いてないということはよくわかっているのだが、それでも連日無力感を感じて帰ってくると胸が重くなる。わりと「この職業なのに、ここ考えるの弱くね?」的な根幹が揺らぐような感覚があってそれが怖い。なんとなくで続けることはできるだろうけど、でもいつか痛い目を見る。きっと。

よくないな……と早帰りなのにしょんぼりした気持ちで帰路につき、家の近くのファミマであたたかい抹茶オレと、ちょっとしたスイーツを買って帰った。

帰ってからは癒される動画を見てみたり、お香を焚いたりしながら、買ってきたものを飲み食いした。しあわせ。

でもやっぱりずっとモヤモヤはしていて、明日の仕事行きたくねぇなぁ…になっている。明日はそれなりにバタバタするスケジュールの日だったと思うので、またそこで私の力が試されるんだろうな。他の人がそれを観測するわけじゃなくて、自分で思うってだけなのだけど。

力がないのはもう学生の頃から嫌と言うほどわかっていたが、いつかは解消されるかな、と思っていたことがいつまでも解消されないまま残っている。そして堆積したそれらの重みでたまにぺしゃんと潰れる。しっかりした同期が眩しく見える。私はいつまでもああなれない。海の中から陸に上がっていった人たちを恨めしげに見ている私には、まだエラがついている。

スキルアップなぁ〜…と思いながら、でも怠惰な私は動き出せない。ある日突然天才にならねぇかな…と思いながらソファで寝転がっている。

問題解決思考が逆に一番疲れないんだよ、なんて言われるけど、それでも動かない方を選択してしまう私はまた勝手にいろんな感情を胸の中に堆積させていく。この堆積させた屑の山が宝の山になりゃしないかなぁと思っている。

あーあ、不労所得で遊んで暮らしてぇ〜〜〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?