ケンタと本屋がある

今日は休みだった。曇っていたけどどうしてもパンツが足りないので仕方なく洗濯をした。（そんなギリギリになるまで洗濯を溜めるな）

最近干す時と取り込む時に鼻と目がやられる。嫌いな家事がさらに嫌いになるからやめてもらえないだろうか、花粉。私は受粉できないので勘弁してください。

そのあとはこれまたずっと溜めて来た仕事の書類に仕方なく手をつけて、仕方なく口座開設のために銀行に行くなどした。

なんで職場に口座を指定されなければならないんだ。まじで。どういうカラクリなんだ。やめてほしい。

わざわざ電車に乗って銀行に行ってみたのだが、その場でアプリでも出来ますよという話を聞いてすぐに銀行を出てきた。どうせならそこで作っちゃえばいいのだが、咄嗟に「じゃあアプリで」と言ってしまった。馬鹿なのかもしれない。

そのまま帰るのもなんだかなぁと思って本屋さんをうろうろした。今日は何も買わないでおいた。

そういえば新しい職場の道をちゃんと確認してないな、と思って急遽行ってみることにした。（もちろん中には入らない。外から見るだけ）

乗ったことのないバスに乗って、歩いたことのない古い家のたくさん建ち並ぶ道を抜け、はちゃめちゃな急坂を登った。私は普段平らな道をひたすら歩いているので、この急坂にはやられてしまった。それだけでもう私のこれからが思いやられる……

マップの指すところがトンチンカンで完璧に不審者な私になってしまったりしたけど、なんとか場所を確認できた。よかった。

帰り道は行きでは見つけられなかった地蔵さんや犬（吠えられた）を見つけたりした。道ももっと曲がりくねっていた気がしたのだが、ほとんど道なりだった。行きの私の視野の狭さよ……

帰ったら口座を開設し、他の細々としたことを済ませなければならない。めんどくさいな。

でも、今度の職場の最寄り駅は栄えてて本屋があるので嬉しい。本屋のある街はいいぞ。ブックオフまであった。パラダイスじゃないか。

仕事は全然行きたくないけど、ちょっとだけ嬉しい気持ちになれた。ケンタッキーの匂いもするし。住みたくはないけどたまには来たい街。