人見知りが英語を喋れるようになるには
TOEIC 965点、英検準一級を持っている私ですが、性格はどちらかというと内向的で人見知りです。
なので、「英語話せるようになりたいなら何でもいいから喋らんと!」みたいなアドバイスには投げやりで無責任な印象を持っていました。
このアドバイスも正しいとは思いますが、そんなこと言われても・・・何しゃべったらいいか分からんし・・・通じひんのもこわいし・・・となる人も多いのではないでしょうか。
ちなみに、私自身の英語歴についてはこちらの生地を読んでいただけると嬉しいです。
そんな私が英語を「話す」力を付けた方法、それはずばり「独り言」!
これに尽きます。
外交的な人はサークルに入ってみたり友達を作ったり、色んな方法があると思うのですが、内向的な人にとってはただのストレスになりかねません(笑)そんな方は是非積極的に独り言を喋ってください!
英語での独り言…何話すの?と思われるかもしれませんね。
答えは何でもOK!なんですが。
例えば、目に入ったものを英語で言えますか?
りんご→appleとかなら簡単だけど、例えば電柱とか。Telephone pole or Utility poleというそうです。←分からなかったから調べたw
目に見える光景を英語で言えますか?
今日はいい天気だ→It's sunny today.とかならスッと出てくるかもしれないけど、私の自転車パンクしたかも!なら?→I had a flat tire of my bike.とからしいです。
ちょっと難しくないですか?
パンク…puncture?とか思い付いても、うまく文章にできなかったり。
これをパッと(日本語で考えるステップを踏まずに)言えるようになることが重要だと思っています。
なので、「何でもOK!」というのは、今の状況や心境、今日のハイライト、明日の予定など、身近なことを何でも英語にしてみることが大切、ということです。
独り言の最大のメリットは、誰にも気を遣わずに自分のペースで話せること。
例えば私・アメリカ人・日本人(帰国子女)で話すとき、私はアメリカ人よりも英語の分かる日本人に対して緊張する傾向がありました。アメリカ人と2人きりで話す場合はリラックスして話せるけど、日本人が入ると「これで合ってるかな、笑われるかな」という思いが沸々と湧き上がってくるのです。内向的な性格の表れかもしれませんね(笑)
独り言だったらこんな心配もありません。自分の好きなペースで、好きな話題でOK。ルー大柴さんのような英語になっても全く問題なし。
独り言のデメリットもあります。それは、間違いを指摘してもらえないこと。
分からない単語については調べて自分のものにしていけばいいのですが、theの使い方や単数/複数など、何となく身についてしまったものについては修正が難しいです。
なので、基本的な英文法はやっぱり必要。気になったものは確認する作業も必要。そして、多少の間違いは伝わればOK、というマインドも必要になってくると思います。
あとは、同じ単語や表現を繰り返し使ってしまうということ。主語が全部「I」になったり。
私は英語のYoutubeなどを見て「このフレーズかっこいい!」とか「こんな表現あるんか」と思ったものを活用したりします。
そのフレーズを今日の出来事で使うなら?という逆の考え方も効果的だと思います。
色んなメリット、デメリット、続けやすさなど総合して最強なのが「独り言」なのです!
独り言の発展版としてSiriを使ってみたり、今はAIもあるので活用できそうですよね。
人見知りだからこそ、英語の方が言いやすいこともたくさんあります。
日本語は繊細で遠回しな表現が多いので、この言い方でいいのかな?変に思われないかな?と不安にあることがあります。
そういう人は、英語の方がストレートに感情表現できるかも。
ネイティブじゃないと分かっている相手なら、言い換えてくれたり、解釈が合っているか確認してくれることも。
これからも英語学習について私の経験をシェアしていきたいと思います。